ジェロニモ・アプローチ【後】

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 先日、
 若い子にこのジェロニモの
 話をしましたら



 ジェロニモって
 なんですか?



 と出鼻を挫かれました。



 …はい、
 最初にご説明しましょう。



 彼は漫画『キン肉マン』の
 登場人物で、



 人間であることを
 ひた隠し、



 超人として
 悪魔超人サンシャインと
 戦った男です。



 得意技はアパッチの雄叫びで…
(詳しくはwikiで)



 つまり、
 かぎりなく超人に近い
 人間。



 “人間と超人の間”を
 表現するのに、



 これ以上ない
 語彙なのです。



 それでは役者の仕事で
 ジェロニモの位置を
 見ていきましょう。



 超人俳優は
 皆さんが思うよりも
 数が多いのですが



 人間俳優と比べれば、
 格段に競争率は
 低いと言えます。



 人間俳優と比べれば



 仕事の種類や数自体は
 お相撲さん役ばかりで



 かなり少ないのですが、



 登場した際の
 インパクトや破壊力は
 絶大なものがあります。



 しかし、問題が1つ。



 あまりにその超人ぶりが
 増してしまうと



 着る衣装が無くなる…
 余計に役が狭まる…上に



 もはや俳優として
 ではなく、



 単なる素材。
 言い方はよくありませんが



 きわもの、見せ物としか
 扱われなくなります。



 例えるなら、
 動物園でゾウさん大きいねぇ〜
 というのと同じで



 私もオーディションで
 お腹しか撮されなかった!



 という屈辱的な経験が
 あります。



 私の芝居も感情も
 そんなものは一切必要
 ありません。



 大きいお腹が
 あればいいんです。



 では、超人をやめて
 (ダイエットをして)


 人間になればいいか?



 すると今度は
 仕事の種類や数は増えますが、



 圧倒的な競争率の中に
 晒されます。



 また、
 サイズが一般的になることで


 
 そこにいるだけで
 目立っていた、
 超人時代とは違い



 インパクトを残しづらく
 なります。



 じゃあ、どうするか?



 奥さま…
 だからジェロニモ
 なんです。


 
 ぎりぎりのところまで
 人間に近づくことで



 人間のやるような役…
 (例えば刑事や父親)を



 やるチャンスが
 出てきます。



 しかも
 人間の中ではひときわ
 大きな体なので



 作品の中では
 デブキャラの要素が
 出せます。



 ジェロニモでいることで、


 人間と超人



 両方の要素を
 取り入れることが
 出来る!!



 …はずだ
 と考えております。



 ジェロニモの体型まで
 あと少し。



 今までは、
 ちょっとでかすぎるね、



 と断られた仕事も
 きっちり頂きます!



 決してリバウンド
 することなく



 俳優界のジェロニモの
 ラインに定着するべく



 今後も体には
 気をつけたいと思います。



 ウララ〜!!