目を見張る温度差

とある日に、
とあるライブを
見に行ったときのこと。
(場所・性別・年齢、限定しません)


登場したシンガー。



ギターを持って
弾き語り。



ずいぶんと雰囲気のある人です。



舞台上での熱量もあって、アウェー感さえ漂うそのステージでさえ、


自分らしさを貫いている…そんな印象です。



雰囲気 100点



ただ、
楽曲的には私はあまり得意なジャンルではなく、


どちらかと言えば
退屈でした。



そして
ファッションに至っては
なぜ、それをチョイス!?
どこで買った?という代物。


5点くらいかな(笑)



そのシンガー…
思ったよりも何曲も
演奏するので



私、次第に耐えられなくなり、


視線は舞台から離れ、
別のものに釘付けになりました。



私の隣に座っている
お嬢さん。


やはり退屈なのか、
あくびをしたかと思うと


カックンカックン
し始めました。


…ふふふ、舟漕いでるな
(寝ているという意味ね)

なんて思っていると
次第に前後左右に大きく


ガ〜ックンガ〜ックン
し始めました。


…今日は大時化だ。



かと思えば
その女船頭の前に座っている女性。


こちらはそのシンガーの
大ファンらしく、


なんと
そのシンガーがプリントアウトされた、うちわ持参。


その歌が、その歌詞が
ビシバシ突き刺さるのでしょう。


ハンカチで
目頭を押さえております。

人一倍熱い拍手を送る
彼女は、間違いなく
その会場での


ワンアンドオンリーの
熱烈ファンでした。



一方では涙を流し、
一方では舟をこぐ。



受け取る側の
この温度差はなんなんでしょう?



その表現との出会い方や、その表現の食べやすさ、
(キャッチーかどうか?)

受け取る側の気分や体調、そして好み。
情報としての前評判。



いろいろ要素はあると
思うんですが、



自分も表現に関わる人間として、この温度差には
考えさせられるものがありました。



ついでに言うと、


私自身も
ハッキリと好き嫌いを
表明し、嫌いなものは
スパッと切る傾向が強めにあります。



もう少し緩くしようかな…なんてことも考えました。


※昨日書いて
送信出来なかった日記です。