仕入れの理論<後>

さぁ、小林くん
はじめるぞ!


Aで面白い先輩がいるとするだろう?


その先輩の
小粋なギャグやフレーズ


君はその一つを
Bでこっそり使ってみるんだ。ただそんだけ。



カンタンだろ?


…ん?


単なるパクリじゃないですかって?


お前はバカだな。
スペースローリングバカだな。これは奥が深いのよ。


例えば、おっさんが
有名人のギャグをやると
冷え込むだろ?


あれは、そのネタは
あの有名人のネタだ…


みんながすでに
仕入れ先を知ってるのよ。

そのおっさんから
出た面白さじゃないって
分かるからよ。


ま、仕入れ時に
形が変わってることもあるしな(笑)



つまり、「仕入れ」が
悪いんだ。



だから小林!
バレないようにやれ!


Aのものは、B!
Bのものは、C!
Cのものは、AとかB!


どんどん使いまわせ!


バレなきゃそのネタは
お前が作ったものだ。


少なくとも
他のエリアではな♪



ただし、注意して欲しいのが…


Aでウケていたものが、
必ずしも他のエリアで
ウケるとは限らない!
ということだ。



バイト先ならバイト先
だからこそウケる状況ってあるだろう?



だからな小林、


これはここでウケるかな?これはどうだろう?


模索することで
自然とお前が身につけるものがあるんだ。



その場の空気や言葉のチョイス…


いわゆる『センス』って
やつだ。


今は受け売りだって
そのうち君自身のフレーズが生まれてくるさ。



さぁ行け!小林くん!
仕入れに行け!