『永井という男。』

僕の親友で

永井という男がいた。

六本木ヒルズの

300席はあろうか?というメガレストランで
一緒にアルバイトをしていた。

永井は

くそ真面目だが

直ぐにキャパオーバーする。

直ぐイッパイイッパイになる。


店が超忙しい時

蓋付きのお重の弁当の
「フタ」とってきて!
と伝えたら

しばらく店から消え…







次、現れた時

「ブタ(豚肉)」を買ってきて持って立っていた…

因みに豚は
その弁当に入ってもいなかった。



永井は

ある種の能力者だった。





そんな永井が

アメリカに

高校時代、ホームステイしてたという話を聞き

僕が

「アメリカに行って
一番気付いた事って何?」

と問いたら









「そうですねー…」











暫しの沈黙の後、口を開いた…










「向こうは、平屋が多いです…」






と返してきた。


僕が

「いやいや、日本も多いよ…どっちかって言ったら日本の方が多いんじゃない?」

と言い

「他には(気付いた事)ない?」

と重ねたら




「そうですね…」











再考し、口を開いた











「向こうは、地下室がありました…」



「いや、だから、それは
日本にもあるし…
オマエ、家についてばっかりだな!」





と言った感じで会話をしていた。


永井の返しが

変だったので

僕と永井の会話を聞いていた
周りの皆も

結構、笑ってくれていた。

それで

僕は

永井が

いつも

アメリカにホームステイしてた時の話を聞かれたら

こういう風に笑いを確実にとっているのかな?

と思い

「(この話)鉄板?」って聞いた…

【鉄板=確実にウケる話】









すると永井は












「いや、向こうは木造でした…」

だから日本も主に木造だしオマエ、家について語るの好きだね!

という話。

 
  • コメント(全2件)
  • みゆっぺ 
    5/19 19:42

    面白い



    字違うけど一

  • 植田誠(うえはまだ) 
    5/19 23:46

    ありがとうございま
    m(__)m

    実家に帰っちゃったんですけど
    永井は本当に面白い奴でした(^-^)
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