山田詠美さんのA2Z読んだ。

むちゃくちゃ面白い。


好みかどうかでいうと、物語自体はむちゃくちゃ好みではないのだけれど、描き方、恋愛事情というものを分析されたように散りばめた言葉の数々。


ものすごく哲学的で、恋愛論を語っている。


素晴らしい。


こりゃ参考にもなったし、自分の心に残った。

僕の中でブレンドされた恋愛論をたどたどしくメモのように語ってみる。


寂しさは恋を容易にさせる。幾度となく恋をしてきた大人は、それが永遠に続くことはないことをしっている。会いたい情熱や、体を重ねる興奮に溺れ、その状態になっていることに優越感を覚える。でも、それがこのまま永遠に続くなんて到底思えないものだ。
それは、きっとそれは恋の相手であって、愛の相手ではないから。価値観というべき、扉を一致させることができないのだとわかっているのだ。だから、やがてやってくる別れの訪れを寂しく思い今を大切にするのだ。

恋心では辿りつけない場所があり、そこにお互いが気づき、たどり着かない限りは夫婦にはなりえない。そして、そこに辿り着いたときにはすでにそこには恋心はなくなっている。それは退化なのではなく、変化であり、進化だ。
おそらくは、愛にようやくなれるということだ。


恋とは一番欲しいものであり、愛とは一番失いたくないものなんだと思う。


そういう愛を感じあえる絆を持ったとしても、やはり悲しみも寂しさもある。
そこに付込まれるほど弱い大人にはなりたくないものだなぁ。



なんかすごい面白かった。

おすすめします。

 
  • コメント(全10件)
  • ^‐ω‐^ 
    4/19 00:16

    深いですね


    納得しながら 見ちゃいました

  • あー☆お世話になりました☆ 
    4/19 00:18

    山田詠美さんの作品は何とも言えない世界観が広がるんですよね



    口ではウマく説明出来なくて、心で感じるみたいな...。
  • みちる(休) 
    4/19 00:20

    なるほどなぁっ‥てじっくり戸田さんの文面読ませてもらいました
    気になる。
    本、探してみようかな。

  • メロンQ☆ グリまったりします 
    4/19 00:53

    スゴイ
    てつもなく深い思いだなぁ
    かる気がする
    んでみ
    おやす

  • 戸田彬弘 
    4/19 20:10

    あめさ
    コメントありがとうです。
    深いですよね。真実とは現実と虚構の間にある気がするのです。
  • 戸田彬弘 
    4/19 20:10

    すいさ
    言葉にできにくい感覚を言葉で表現している作家さんだと思うと稀有な存在ですよね。
  • 戸田彬弘 
    4/19 20:11

    みちるさん
    なるほどなのかわかりませんが、愛や恋は一つの公式に当てはまらないから難しいですよね。これも一つの形です。きっと。
  • 戸田彬弘 
    4/19 20:12

    メロンさ
    分かる気がしますよね。何だかドライですが、きっとドライになった方が恋愛は上手くいくのかもしれませんね。
  • キトリ 
    4/27 09:36

    山田詠美さんが大好きで日記にたどり着きました。
     
    素敵な日記ですね。
    とっても共感しました。

  • 戸田彬弘 
    4/27 13:56

    キトリさん
    ありがとうございます。
    素敵な日記だと言っていただいてとても嬉しかったです。
    山田さんの作品は本当に素敵な作品が多いですよね。
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