30+5

苫小牧、室蘭、伊達、登別の地域で、医療の最前線に立つみなさまとお話させていただきました。

白衣をつけた姿は、いつ見ても凛々しくて、みな頼りがいを感じます。

「どうしても中心地に人員がとられ、常に人手不足。これが最大の悩みです。」

何処の場所でも共通する話題は、職員確保の難しさについて。

…新たな人材を養成するだけでは不十分で、これからは、輩出された貴重な存在をいかに守り育てるかということを、これまで以上に真剣に考え、対応して行かなければなりません。

放置すればやがて、国に社会保障の制度はあるものの、国民はそのサービスを享受できない、というおかしな事態にさえなりかねません。

いまは、人の手による確かな技術提供を維持するための、社会の側の努力が急がれる時。

だからこそ、地域に入り込んで実際にその業務にあたっている方々と意見を交わし、改善のための実現可能な方策を、提案していこうと活動しています。

ほんとうのことは現場にあり!その信念を曲げることなく、これからも地道に行動して参ります。

ご協力をいただき、ありがとうございます。

30+4

ある会合の席で、大先輩から声をかけられました。

「たかがいさん。なぜ看護師不足が解消できないの?もうずっと長いこと、足りない足りないと言われて手を打ってきたはずなのに、効果が上がっていないようだ。どうすればいい?」

私は「まずは基本給をあげることです」と即答しました。

(言葉を足すと、人材確保の効果は徐々に出ているのです、しかし実際のニーズに追いつくことができていない。なかでも身分保障についての対応の遅れが顕著だ、ということを申し上げました。)

周囲の方々は、固唾を飲んで、このやり取りに注目しています。

いくつかの問答の後、重鎮がこう切り出しました。

「例えば、3割アップすれば、看護職の離職を止められるかな?それなら、やってみようか」
はい、ぜひ実現してください、必ず効果がでます!…私はそう答えながら、これを仮定の話で終わらせるのではなく、実現したい!と思いました。

もちろん、その日・その時に・その有力議員から‘看護職の・基本給を・3割あげる’という話題が出ようとは想像もしていませんでした。

どっきりカメラ?試されているだけ?

仮にそうであったとしても、このような具体案が出され、ディスカッションできること自体かなり‘画期的’です。

人口減少の加速するこの国で、看護職をはじめとする社会保障の実現者たちは、一人ひとりが大切な社会の財産です。

こうした存在を一人も失うことなく、そして存分に活躍してもらえるような環境を整えることが必要!

社会保障制度の改革とは、単に財源確保のために税収をあげるのだ〜などと紋切り型のフレーズだけを並べれば成し遂げられるものではありません。

効果的な施策を実現し、国民の平穏な暮らしを守ることができなければ、政治の成果が出せたとは言い難いと思うのです。

国民の尊厳がかかっている問題なのだから、この中味の改革に関する議論を、現場から遊離した適当な思い込みに委ねるわけにはいきません。

ひょっとすると‘3割アップ’を政策として真面目に実現しようとする方こそ、改革の行く末を冷静に捉え方針を示すことができる方なのかも…?

30+3

一昨日のことですが、衆議院議員会館の会議室で‘全国災害ボランティア議員連盟’の研修会に参加しました。

地域の防災や災害対応・相互支援などにかかる政策立案と実務に長けた議員さんたちの集まりで、実に活発なディスカッションがありました。

鼎談‘ぶっちゃけトーク’では、ご一緒させていただいた岩手県内の議員さんが「子供が野球したい!と言うと、イチロー並の高級バットが、一人当たり10本以上も届けられるなど、支援の偏りや復興に向かう主体性を支える観点と現実との間に大きな矛盾を感じることがある」と発言。

すると他の参加議員からは「せっかく物資が届いたのに‘被災者全員へ行き渡るだけの数量がないのでまだ配れません’と、頑なに‘被災者の平等’を主張し続ける担当者に声を失った。終いには期限切れで使えなかった物まであり、過去の教訓が活かせていない」との意見。

さらには「公的機関が行う業務と奉仕活動が、互いに理解されず機能不全になるケースも多かった」など次々に、現場で起こった様々な不都合が語られました。

こうしたやり取りを積み重ねて、その中から‘どのように難問をクリアしたのか’‘どんな仕組みが有効だったか’と好事例を抽出し、それらを集約して、‘これからどんな役割や機能を補強すればよいか’‘どのような制度的整備が必要か’といったように、実践を通して導かれた教訓を、新たな防災策へとつなげていきたいものです。

まだまだ参加者の少ない超党派の議員の勉強会で、各々の活動拠点も異なりますが、こうした機会を通じて、地域のいのちを守り支える基盤づくりは、平常時から着々と備えることが重要だという意識を広めたいと考えています。

ちなみに参議院問責決議後、今日で33日が経過しました。

30+2

待望のスカイツリーがオープンし、二日続けて‘上向き’傾向のニュースが多くなっています。

今国会も、会期末まで残りわずか4週余りとなり、これからは年度後半から次年度にむけた政策の方針決定や各種事業の立案調整などの作業が本格化します。

いよいよ次のフェーズへ、重点が移って行きます。

たかがいは平素、主に週末や祝祭日あるいは平日の夜の時間帯で、各地へと足を運ばせていただくのですが、これからの季節は、その頻度を少し増やせそうです。

嬉しいです。

例えば今月は、少々欲張って、東京都内の施設の他に、神戸、越後湯沢、加美町、仙台、沖縄本島各地、石垣島、宮古島などをお訪ねしました。

無理をお聞き下さったみなさま、ありがとうございました。

これから月末にかけては、北海道南部、佐世保、五島、横浜などへ行く予定です。

今年就職した新卒のみなさんにとって、GW明けのこの時期は、少しばかり仕事が辛く感じられることの多くなる時期でもあります。

しかし、大切な一人一人には是非、この時を乗り越えてもらいたい!社会の財産を一人も失いたくない!と思っています。

そのためにも、できることをしなきゃ。

なるべく現場を訪ねてお顔を拝見したい、お話しを聞いてみたいのです。

また時には、こちらを訪ねてくださる方もいます。

いま悩んでいることや考えていること等を話しているうちに、新たな突破口を見いだせることもあります。

限られた時間を有効に活用しながら、みなさまとともに、ますます‘上向き’で、働いて参ります。

さあ、明日も笑顔で行きましょう!

30+1

見事過ぎる自然の美しさ・壮大さに感涙!

東京都内の朝は薄曇り。天体ショーの観測は難しそうな空模様でしたが、それでも、ときどき太陽の位置を確認しながら過ごしました。

いつものような慌ただしさではなく、少しばかり浮き浮き感のある朝でした。

7時33分頃には、ウッスラと輪を描く太陽と月の姿が見え、近隣周辺から拍手と歓声があがりました。

案外大勢の人々が、空を見上げていたようです。

35分には、いっそう濃い金色の環が堂々とした輪郭を現しました。

まさしく真ん丸に重なったように見えたのは、ほんの数秒間でしたが、そのときは言葉を失い、畏怖を抱くほどの美を目の当たりにしたと感じています。

それにしても、時は留まることがありません。

刻一刻と次の瞬間に向かって進み続ける時の流れの中で、一つ一つのいのちが生かされ、その輝きを放っています。

時には思うように行かず悩むことや悲しみの淵に苦しむこともありますが、一人で乗り越えることの難しい課題は、みんなで知恵を出し合って解決し、きっと乗り越えていくことができます。

与えられた時間を無駄にすることなく、誠実に丁寧に、一つ一つの事にあたって行きたいものです。