しりーず怪談

−そのいち−
あれはまだ僕が小学生だった頃の話。
僕の寝てた部屋にはおばあちゃんの仏壇があった。
ある夏の夜、ふと目を覚ました僕はハッとした!
その時僕は身体の左側を上にして横向きで寝ていた。
寝返りしようと肩をちょっと後ろに引いたときの事だ。
左目の視界のはじっこに得体の知れないものが映った。
僕のほっぺたを覆うように覗き込んでる白い影・・

“何か”がいる!

父も母も妹もそれぞれ別の部屋で寝ている。
この家には他に添い寝してくれる人物はいないのだ!

その瞬間大きく波打つ心臓・・
恐怖で声も出せず荒くなる吐息・・
部屋の壁のおばあちゃんの遺影がぼやける・・

しかしそこはやんちゃな男の子。
このまま恐怖におののいていては男が廃る!
それよりなにより・・オシッコがしたい!!
小学生はとかくオシッコが我慢出来ないのだ。
夢見心地ならともかく起きてておねしょは死んでも嫌だ!

意を決した僕は浮世絵「見返り美人」の如く振り返った。
そして見た白い影の正体!

それは・・めくれ上がったパジャマの襟。


「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

う〜ん名言だ(--)(__)


ちゃんちゃん(笑)



つづく・・かも?(*^^*ゞ