掲げた責任


今年の自分の目標なんて言ってたかなと思い、自分のblogを読み返してみた。


『自分に負けず』
『変貌、変化、変身…の“変わる”年へ』


年が明け早3ヶ月。

私、“そういう意味”で変化って言った訳じゃないのにって、少しギョッとした。


変わりすぎ。


ただ、
私が、ではなく、
私の周りが。


辛いし悲しいし、正直涙なんかとめどなく流れます。


でもきっと、ここからが、
私の“変”の見せ所なのかも、って。


多賀城で知り合いにご挨拶に行った時、
『かなえちゃんはそこにいてくれるだけでいい』って言われて、私は地元に帰ってまでやらなきゃいけないことが浮かばず、むしろ私が助けられて、情けなくて悔しくて申し訳なくて、ただひたすら涙が出たんだけど、


私が帰京したタイミングでまた余震が起きて、ついさっきまで一緒だったはずの家族が、またあの時の様に辛くなって、

そろそろ堪えられないって弱音も聞こえてきたりするけど、


でも結局、どう転んでも、接着剤で両手をくっつけて祈っても、逆立ちして生活しても、おでこから血が出るまで土下座しても、太陽に吠えても、、

私が現状を変えることは出来ない。


地球がひっくり返っても無理。というかむしろ、もうひっくり返ったようなもんかな


それならば、もう神様を怨むのも違う気がしてきて。


いい加減変われって、本当の忠告をされているんだなって思った。

自分に負けていた。
正直、自分の幸福を呪ったりもした。
でも、私は、私自身が家族の、友人の、大切なみんなの生きる希望にならなくちゃ。

そうたどり着いた時に、多賀城で言われた『かなえちゃんはそこにいてくれるだけで良い』の意味がわかり、

今朝家族にもらった『かなえが帰った後でよかった』の意味も繋がり、


ひたすら被災地のみんなに頭が上がらない思いです。




いつかこの日の事を、穏やかに思い出せるようになるまで。
辛いけど、今日の為にあの日があったと言えるように。


私は自分に負けず、
変わりたいと思います。



そしてそれが、
被災地の皆さんへ
必ず何かしらの“形”にして
お届け出来ますように。


確定申告の職業の欄に、きっちり『女優』と書きました鈴木かなえより。




2011年4月9日
鈴木かなえ