大好きなあなたへ

被災から1週間。
私の住む場所では金曜16時に初めて計画停電が行われました。

やったりやらなかったり。大停電!って言ったり回避したり。電車も運休とか遅延とか、むしろ動いたり!
東京は情報の混乱でもうイライラ疲労。

しかし。
こんな劇的で、長く長く、しかしあっという間の1週間。

金曜、久々にゆっくりと被災地の家族と話しました。
家族がどう被災したのか、当日どういう状況だったのか、そして今どうなのか。


話しを聞いていて思いました。


うちの家族が生きていたのは、本当に本当に本当に本当に

『奇跡』でした。


小さな奇跡の連続で、本当に神様に守られているようでした。

よくよく話しを聞いたら、私の実家から徒歩15分の所まで津波が来てました。

しかし、父も母も妹達も、祖父母も運よく津波には巻き込まれず。


それを聞いた12日私はホッとしました。初めて東京で生きた心地がしました。
そして日曜日、仕事に行き、舞台を観に行った。

何か、根拠の無い自信があった。

きっと、みんな大丈夫って。


そしたら、その日以降、行方不明の情報、亡くなった方の情報が押し寄せました。


自信はやっぱり根拠なかった。


大好きな親友のお父さん。
沖縄の大学で勉強頑張ってる親友の弟くん。

二人ともかけがえのない親友。その親友が誰より大切にしている家族が。

祈りが届かなかった。

東京で舞台観ていて良かったの?私は今、何故ここにいるの?自問自答を続けた。


実家の家族にも、いつか伝わると思い、私から伝えました。
そして私と同じ考えに行き着きました。

母が次の日に、私に何が出来るの?と弱々しいメールをしてきて思った。

東京でこんなにくじけてられない、と。
私には私のやるべきことがある。


まだ時々涙がこぼれるけど、もう前を向きました。


亡くなった二人は、私にとっても大事な方でした。ショックだけど私たちへ『生きろ』と教えてくれた大切なきっかけだったかもしれません。

私の家族も、生きている奇跡に目を覚まし、一日一日を大切にしっかり生きています

大好きなあなたへ。
大事な事を教えてくれてありがとう。
ゆっくり安らかにお休み下さい。

大好きなあなたへ。
生きていてくれてありがとう。一緒にしっかり生きていこう。


大好きなあなたへ。
みんなありがとう。
私の周りのみんな。
みんながいるから生きて行けます。