プレゼント

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メリークリスマス!

皆様、巷に流布している何度目かの地球滅亡を乗り越えて、2012年12月24日のクリスマスイブを無事に過ごしていらっしゃいますか?
幸せな方もそうでもない方も、もう一度メリークリスマス!
いつもブログをご覧頂いてありがとうございます。

さて今回のテーマはプレゼント。
新進演劇人育成公演と銘打った今回の「11人いる!」。
若手中心で舞台づくりをしている。公演前のアップのしきりから稽古の締めまで。
そもそも宇宙 大学へ入学する為の試験を描いた本作品。若手公演としてはもってこいの題材だ。しかしキャリアのない若手には役者として出来ないことがまだまだ多い。例えば、爆発の状況や緊迫感を身体や言葉の表現に結びつけ、なおかつ役者同士でそれらを共有し、一つのシーンを作り上げてゆく・・・
といった、キャリアを重ね ると自然と身に付くこれらの技術が、若手にはなかなか難しい。

台詞は大きな声で発しているのだが、身体の緊張がなかったり、またその逆だったり。場のテン ションを役者同士で共有できず、一人逸脱して台詞を発してしまったり。自分の覚えた台詞を言うことに一所懸命で相手の台詞を聞いてなかったり。「表現す る」という意味において若干違う所もあるものの、普段の生活で何気なく出来ているこれらのことが舞台に立つと急に出来なくなったりする。
相手の言葉や仕草、行動を受けて自らも変化し、再び返してゆく・・・。アクションを受け取ってリアクションする・・・。相手の出方で変化する自分。相手によって自分とい う人間はかわることができるのだ。そう、それはまるで相手からの贈りもののよう。相手の言葉や行動は自分をかえさせてもらえる贈りものなのだ。この相手か らの贈りものを無視して、自分のことだけをやっていると、つまらないスタンドプレイになってしまう。
つくづく芝居というものは他人とでしか一緒につくるこ とができないのだなと思わされる。相手の言葉や行動は自分をかえさせてもらえるきっかけであり、プレゼントなのだ。
そして、このことは興行としての芝居にもあてはまる。
私は良い芝居を見ると感動したり勇気をもらったりする。またその逆に演じている時など、お客様の反応で乗せられ、稽古以上に良い芝居が出来ることがある。
観客と演者のGive & Take。お客様の反応はプレゼントなのだ。
もっというと、これは実社会でもあてはまるのではなかろうか?
私は人の言うことをちゃんと聞けて、受け取っているだろうか?
人の言葉で自分がかわれば、もしかしたら相手もかわるかもしれない・・・。
そしてそれはお互いにとって良いことになるかもしれない・・・のに。

今の若手はこのプレゼントを受け取る素地を作っている段階。
幕が開く頃にはどのように仕上がっているのだろうか?
また、お客様の反応をどのように受け取るのだろうか?
楽しみの一つである。



出身地のお国自慢―
私は千葉県船橋市出身。少年の頃、この街に暮らしていた。
ここには東京湾再深部最後の干潟がある。三番瀬や谷津干潟がそうだ。
水を浄化し、小魚を 育て、野鳥の楽園になっているこれらの干潟は日本の重要湿地500に選定されているほか、ラムサール条約登録湿地にもなっている。というわけで釣人である私はこの海でときどき釣糸を垂れてみるのだが、豊かな漁場という話のわりに、貧果に終わっている。
釣りの腕前の問題だな。



さて、次回のブログ担当者の出身地は仙台。
仙台といえば杜の都。私もとてもいい印象を持っている。
何人かの仙台出身の女優さんとも共演したし、仙台湾でのカレイ釣りに一度は
行ってみたいと思っている。そもそも及川という名字はこの辺りにとても 多い。私の曾祖父は伊達の家老であった人物らしく、土地の人から殿様などと呼ばれていたと私の父が語っていた。願わくば公演ごとにツアーで伺いたいものである。
というわけで、次回ブログも乞うご期待。

及川健



☆☆☆今日はイブ。自前のサンタ衣裳を稽古場で着て撮影。
ちょっとはずかしい・・・