ご声援ありがとうございました!

稽古を開始した昨年末からおよそ3か月、季節は雪の舞い散る冬を過ぎ、桜の花咲く春に。
今年ほど桜の開花が待ち遠しいことはありませんでした。

毎回、舞台を形にしていく産みの苦しみはいろんな形であるのですが、今回はそういう意味ではかなりの難産でした。
いくつかの新しい演出の試みのなかで、より以上の集中力と発想の転換と体力と気力が必要とされたといっても過言ではありません。
しかし、挑戦し続けることができる私たちは幸せで恵まれているのだとも思いました

3月11日、東北関東地方を襲った未曽有の大地震と大津波、放射能漏れ、計画停電、食糧買占め、続く余震と長野県、静岡県を震源とする連鎖的な地震・・・
日本中に不安が蔓延した3月中旬、稽古場に集まった私たちは、こんな状況の中で公演することの意義を模索しながら稽古をしました。
都内の劇場では軒並み公演の休演、中止、延期が発表されています。
被災地から少し離れているとはいえ名古屋、大阪での公演をやるべきか否か悩みました。
もし名古屋や大阪でも公演中に大きな地震が起きたらお客様を守ることができるのか?!
細かくいえば、倉庫に積んだ装置や小道具が壊れていないのかどうか、倉庫の電動シャッターが動くのかどうか、
倉庫まで道具を取りに行くガソリンやトラックが確保できるのかどうか…交通も混乱している中でキャスト・スタッフが名古屋、大阪へ入ることができるのか等々。
考えれば考えるほど不安は次から次に出てきましたが、杞憂してばかりでは何もできなくなってしまう。
幸い装置も交通も確保され、私たちは決断しました。
一人でも来て下さるお客様がいる限り、公演をやろうと。

すべてを止めてしまうことは簡単ですが、被害の少なかった地域が日常を取り戻さないことには、被災地を助けることもできなくなります。
私たちが歩みを止めたら、私たち自身はもちろんですが、私たちに付随する業者も立ち行かなくなります。
すべてが「自粛」で歩みを止めたら日本が総倒れになってしまうことでしょう。
私たちは私たちにできる小さなことを続けていくことで、東日本の復興につながると信じて歩み続けるしかないのだと考えました。

名古屋・大阪公演には、私たちの予想を上回るお客様がご来場下さいました。
「元気づけられた」「勇気をもらった」と言って下さったお客様の言葉に、私たちも勇気と元気をいただきました。
また、私たちのささやかな義援金活動にもご協力いただきありがとうございました。
大阪公演で販売しました舞台写真の収益¥252,200を日本赤十字社より被災地へ送らせていただきましたのでご報告させていただきます。

改めてすべてのお客様にお礼と感謝を申し上げます。
ありがとうございました!!

東日本の被災された地域の一日も早い復興と皆様の心の平穏を心より願いつつ。

学ぶ

育む

育てる

耐える

愛する

望む

進む

走る

歩む

未来へ!


スタジオライフ「11人いる!」一同