土への礼賛〈空へ〉

  • 篠原勝之[KUMA] 公式ブログ/土への礼賛〈空へ〉 画像1
6.5メートルの樹の電柱を支柱に建てた。吉野の山から切り出した竹でスダチを組み、漆喰工法で創る[土への礼拝<空へ>]は、高さ五メートル、内径二メートルの土の塔である。
4、5世紀の古墳群の奈良県馬見丘陵は今では広大な公園になっている。かってこのゾーンは古代のヒト等が<死>に対峙する場所だったのだ。その一角に建つ土の彫刻は、中に這入り古代のヒトが見上げた虚空を中から眺めるための彫刻なのだ。
やがて漆喰に走ったヒビに植物の種が入り風化していき、土の塔は土に戻っていくのだ。