3.15 馬の本質2−感情はない−

  • 桜井聖良 公式ブログ/3.15 馬の本質2−感情はない− 画像1
携帯サイト「スポニチ競馬」さんでの連載中の馬留学レポ、
どんな内容を書いているかご紹介するため、
第7回、8回目辺りに掲載予定の記事を、
思い切ってご紹介させていただきます。


第7回or第8回 「馬の本質2−馬に感情はない−」

お馬さんの感情ってどんなものがあると思いますか?
大体の方は、
「好き(love)」、「嫌い(hate)」、
「心配(worry)」、「怒る(angry)」だと思います。

「このお馬さんは私のことを好きでいてくれてる!」
「ゲートが嫌いなんだ」
「新しい場所に移動したから心配なのかな」 のように、
私達はお馬さんを私達の立場に置き換えて考えたりしますが、

実はお馬さんには”感情”というものがありません。
残念なことに好きという感情もないのです。
お馬さんを見て〇〇のことが好きなんだと、
人が判断する時は、
対人には本能で持つ”尊敬”を示しており、
食べ物であれば訓練された味覚でその食べ物のおいしさを知ったから、

お気に入りの食べ物ができるのです。
(それでも地面に生えている青草が一番なのはかわりないですが)

お馬さんの行動を見て嫌いなんだと人が判断する場合は、
人に対してならば尊敬をしていないか、
またはその人から恐怖体験を受けて”こわい”のです。
それ以外のことも嫌いではなく”こわい”からくる反応なのです。


実は人が考える嫌い・心配・怒るはすべて”こわい”という馬の本能であり、
そのこわいレベルが違うだけなのです。

だからゲートが嫌い、注射が嫌い、プールが嫌いなのではなく、
”こわい”だけなので、
トレーニングややり方次第でその”こわい”から、
慣れさせていくということが可能なのです。

対して、尊敬している人に身を任せればいい。それは好きではなく”リラックス”。
ポカポカシャワーで気持ちいいー。これも好きではなく”リラックス”。
これらをお馬さんが〇〇が好きという言葉で表現してもいいのです。
ただ本質としては感情はなく”リラックス”してる状態なのです。


私達はお馬さんを私達におきかえて考えていたので、
余計に複雑でわかりにくくなっていました。
もっと知りたいのにわからないとやきもきしていました。

ですがお馬さんには、
”こわい”か”リラックス”しているかの2通りしかないならば、
どうでしょうか?
なんだか解決策が出てきそうでウキウキしませんか?
(ウキウキするのは私だけ?(笑))


ゲートに慣れさせる。
痛さ・ストレスを感じさずに注射をする。
悪癖をなくす。

これらは全て可能なことなのです。
例え既に3歳以上のお馬さんであっても可能なのです。

悪癖については今度お話しますが、
悪癖を持ち続けるとレースで能力を発揮することも難しくなり、
また身体にも影響が出やすくなりますので、
(しかも大抵、最初は見えないもので、体の表面として出るのはしばらく後です。)
なるべくなら早めに治したいものですよね。
機会を見て、それぞれの悪癖の治し方も書かせていただきますね。
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というこんな感じの内容です
ちなみにお馬さんには触覚・味覚・嗅覚・聴覚・聴覚があり、
これらの感覚器官は非常に発達しているのですよ。
また馬が”自分がリーダーだ!”と自信を持たせてあげることも可能だそうです。
あー書きたいことはたくさんあったのですが、
今回はとりあえずここまでで!

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ーーーー更新履歴ーーーーーーーーーーーーーーー
3月14日第3回目レポート「日本との危機感の違い」
3月5日第2回目レポート「たかが引き綱、されど引き綱」
2月27日第1回目レポート「馬は賢くない」
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