◇長い夏休み


 今月24日から臨時国会が召集されることになった。会期は12月10日までの48日間となる見込みである。長い夏休みだった。安倍総理は国会に出席するのが、あまりお好きではない。と言うより苦手かもしれない。そうであれば総理を継続しなくても良かったのではないだろうか。総理と言う権力者の座にしがみついているようにしか見えない。

 二階幹事長は、国民の皆さんの声に応えて、24日に補正予算を提出するとおっしゃっているが、西日本の豪雨から何か月がたっただろうか。北海道の地震から何か月がたっただろうか。対応が遅すぎると批判されても仕方がないと思う。課題は山積しており、本来ならばもっと早くに国会を開くべきだった。

 今国会に提出される法案の中で、特に注目されているのが入管法である。労働者不足を解消するために、外国人労働者を受け入れようとするものである。基本的な考え方には賛成するが、本当に人手が不足している地方に効果があるのかと言うとかなり疑問である。

 私は、地方自治体が各々の地域で不足している産業を指定し、その地域限定で、その職種に限り、外国人労働者を受け入れられるようにする方法はどうかと考えている。そうすれば、地方の人手不足は解消する可能性があるからだ。

 私たちは、何でも反対と言う立場ではない。我が国の抱えている課題が解決できるような提案を行っていきたいと考えている。



参議院議員・医師 桜井 充




【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。新たな外国人材の受け入れ制度について、党でもプロジェクトチームが立ち上がり、省庁からのヒアリングを行っています。政府側は臨時国会への法案の提出を目指して動いているとはいいますが、現時点でもその内容は曖昧なまま。どの業種に外国人材を受け入れるのかということさえも明らかではありません。新制度では外国人材について「受け入れ業種で適切に働くために必要な水準を所管省庁が定める試験等によって確認」することを定めるようですが、この試験も当然作られてはおらず・・・・・・と、まるで雲をつかむような話です。
日本が人口減少と人手不足に直面していることは事実ですが、だからこそ、見切り発車のような形ではなく、腰を据えて議論に打ち込むことが大切であると考えます。(庄子真央)

◇オリンピック効果


月曜日に、宮城県大河原町で空手の大会が開催された。この大会は、国体が開催されたことを記念して新設されたもので、今年で15回目を迎える。

昨年まではゴールデンウィークの時期に開催されていたのだが、この時期は家族で旅行することもあるだろうし、参加者も伸び悩んでいたので、私の提案で開催日を変更した。その結果、今年は38団体、延べ1300人が参加する大きな大会となった。

参加者は宮城県内だけではない。青森県、岩手県、福島県と東北各地からも参加していただいた。その理由は、指導者が若返り、彼らは関東学生連盟に所属していたので、ネットワークが出来上がり、交流が増えたからだそうだ。

勿論、日程を変更した、あるいはネットワークができたからだけではない。空手がオリンピック種目に決まってから、空手を習う子供さんが増えているのだそうだ。まさしく、オリンピック効果である。

私たちが子供の頃の習い事と言えば、習字、そろばん、オルガン教室ぐらいだろうか。ピアノを習っている子もいたが、まだ少数だった。今は、塾に行っている子も多いが、ピアノをはじめとする楽器やダンス、水泳等のスポーツ教室に行く子が増えている。

ピアノでは、世界のコンクールで優勝している姿も見られるようになった。スポーツも同様で、オリンピックや世界選手権で活躍する選手が多数いる。個人の能力は様々であり、その子たちの能力が発揮でき、活躍できるような環境を作って行きたいと考えている。



参議院議員・医師 桜井 充


【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。
9月末の訪米にて安倍総理がトランプ大統領との会談において合意したTAG(日米物品貿易協定)。また耳慣れない言葉ではありますが、協定の中身は事実上、FTAと定義されるものです。日本政府が頑なにTAGと言い続ける背景には、「日米貿易協議はFTAの予備協議ではない」としてきた安倍総理の国会答弁との整合性をはかるとともに、農産品の関税引き下げの印象が強いFTAという名称を使わないことで、農家などの警戒を避ける狙いがあるようです。
言葉を巧みに操って物事の本質をはぐらかし、問題点から目を逸らさせる手法は、現政権が非常に得意とするところです。今後は自動車分野での厳しい交渉はもちろんのこと、農産品でも日EU・EPA 以上の譲歩が求められるとも考えられるだけに、名称がどうあれ、国会の議論を通してきちんと検証しなければなりません。(庄子真央)

◇沖縄の民意

 東京の麹町宿舎は電気系統の定期点検のため、10時から16時まで停電だった。電気が使えないと水も出ない。トイレも真っ暗で使えない。私の部屋は4階だからまだ良いが、エレベーターも止まっている。少しの時間でも本当に不便である。災害の時に停電になった際、被災地の皆さんの生活がいかに大変か、その一端を改めて感じる機会となった。
 
9月28日にインドネシアで大きな地震があった。併せて津波も発生し、その映像を見て、東日本大震災の時を思い出した。犠牲になられた皆様に衷心より哀悼の誠を捧げるとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できるように、日本としても協力していきたいと思います。

 沖縄の知事選挙では、玉城デニー候補が勝利した。これが沖縄の民意である。安倍政権は重く受け止めるべきだが、まったくその気配はない。嘉手納基地が危険であるということはわかるが、もっと危険で事故を起こしているのは、ヘリコプターである。基地を建設するより先に行うべきことは、この飛行ルートを変更することなのではないだろうか。
 
一昨日、内閣改造が行われた。とても期待できるような陣容ではない。やっと、10月24日から国家が召集される見通しである。安倍政権の終わりの始まりになることは間違いない。徹底的に追求していきたいと思う。


参議院議員・医師 桜井 充


【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
沖縄知事選の結果は海外でも報道されており、NYタイムズでは「日本の安全保障体制が沖縄の犠牲の上に実現されるべきではない」と、踏み込んだ表現を含んだ異例の社説が掲載されました。米国軍人の息子という出自の玉城デニー氏が複雑な歴史背景を持つ沖縄県のトップになったということは、アメリカから見ても象徴的な出来事であるのでしょう。
さて、京都大学の本庶佑特別教授がノーベル医学生理学賞を受賞されました。大変喜ばしいことですが、本庶氏が記者会見で危機感を述べられていたように、現在の若手研究者が置かれている環境は非常に厳しく、研究者の数も減少を続けています。現在、毎年のように日本人がノーベル賞を受賞していますが、その研究成果はほとんどが20年以上前のもの。対策は急務です。(庄子真央)

◇フィリピンに行ってきました


 マニラ市内は現在と昭和20年代の日本が混在しているようだった。私が泊まったホテルの周囲にはショッピングセンターもあり、日本と何も変わらなかった。ところが、少し離れた地域では、トタン屋根の家が多く見受けられた。ここで生活している多くの子どもたちは教育を受けられないそうで、貧困から脱出するのはなかなか難しい状況だそうだ。

 交通渋滞はひどく、ラッシュ時には1時間に1km程度しか進まないこともある。電車で帰る人も多いそうだが、電車の本数が少ないために、2時間待つこともあるそうだ

バスの他に、中型トラックの荷台を改装したような車も人を乗せて走っている。普通のタクシーも走っているが、バイクに屋根付きのサイドカーを組み合わせたトライシクルというタクシー代わりの車も走っている。本来は、お客さんを二人乗せて走るものだが、5、6人乗っていることもある。
 
混沌とした感じではあるが、街は若い人が多く、活気があるように見受けられた。それもそのはず。日本の平均年齢が47歳であるのに対して、フィリピンは24歳なのである。フィリピンは失業率が高いが、一方日本は労働者不足である。協力し合えば、お互いが抱えている問題を解決できるはずである。この問題について政府と話し合いを行い、実のある政策を作って行きたいと考えている。

 最後に、私がフィリピン滞在中、台風22号がフィリピンを直撃して、多くの犠牲者が出ました。衷心より哀悼の誠を捧げるとともに、被災した皆様に心からお見舞い申し上げます。



参議院議員・医師 桜井 充



【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。LGBTなどの性的少数者を指し「生産性がない」と主張する自民党議員の寄稿を掲載した月刊誌「新潮45」。その最新号において先の主張を擁護する特集が組まれ、7本の文章が掲載されました。既に数多の批判が寄せられている通り、ひとの価値を生産性という物差しで推し量ろうとする恐ろしさ、性的少数者への無理解に基づいた言葉の数々に愕然とするばかりです。
このたび掲載された7本の文章には、「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」と題するものがありました。しかし、マイノリティが直面する生きづらさの多くの原因は、現行の社会制度にあります。社会制度に起因する生きづらさを取り除いていくことは、政治の担う重要な役割であるはずです。(庄子真央)

◇またもや自然災害

台風21号、そして、北海道で起きた震度7による地震で犠牲になられた皆様に衷心より哀悼の誠を捧げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧ができるように努めていきたいと思います。

台風21号により、関西空港に代表されるように、都市機能の一部が麻痺した。また、北海道の地震では、広い範囲で停電となり、JRが運休となっただけではなく、千歳空港も被害を受けたため、市民の足が奪われている。都市が災害に弱いことを改めて思い知らされた。災害に対する対策を考えて行くことが重要であると強く思う。

先週土曜日、私が開催している市民向けの勉強会、市民政策調査会みやぎの勉強会に、気象台の方を講師としてお招きした。最近は、50mm以上の激しい雨が降る日数が増えている一方で、雨の日は減っているそうだ。要するに、まとまって雨が降るようになっているということである。

このような異常気象は、地球の温暖化に関係しているということであった。そのメカニズムは分かっていないが、温暖化になると異常気象が起きやすいのだそうだ。アメリカ等も含めて、世界各国で温暖化対策を行わなければならないと思う。

最後に、我が党の代表が玉木雄一郎衆議院議員に決まった。前回のメルマガにも書いた通り、私は代表が頻繁に変わることは良くないと判断し、彼の推薦人となった。支持率がゼロに近い我が党の再建のために頑張って欲しいと思うし、一致団結して戦っていきたいと思う。


参議院議員・医師 桜井充




【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
台風21号、また今朝の北海道地震により被害に遭われた方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
北海道地震では、厚真町において震度7の揺れが観測されました。震度7の発生は、1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震(2回観測)に続き、平成に入ってから6度目となります。
気象庁の資料から震度6弱以上も含めて地震の発生回数を見てみると、平成30年間では実に55回(うち9回は2011年)。昭和の時代には9回の発生であり、驚くほどに増加しています。
「天災は忘れられたる頃来る」・・・自然災害はその被害を忘れたころに起こるという戒めですが、忘れる間もなくやってくる天災への対応が、これからの私たちの課題です。(庄子真央)