心に棲む魔物

「誰ぞ(たそ)彼?」

夕暮れになると、誰か見分けがつきません。

そこで、近くの人にこう尋ねたところから、「たそがれ(黄昏)」という言葉ができたといいます。

最近は節電で、まさにこういう薄暗い夕刻を迎えるようになりました。

こんな休日のひとときを、1人でいると、心に棲む魔物が動き出して、ブルーな氣持ちになりやすいものです。

むしろ、こんな時刻は人混みに出るか、賑やかな音楽を聴くほうがよさそうです。

昔はこの時刻に、夕問い、夕占(ゆうけ)といって、つじうら(辻占)に恋を占ってもらったようですが、それもいいかもしれません。恋も魔物ですから。