渇いた陽の心

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幾重にも重なりし
風に嵐に屈する事なしの
羽があった。

その 強い羽は、
たくさん 泣いて 折れて
も なお 強くなろうとした。

泣かなくなった
折れなくなった
羽は、

本当に強くなった。
強くなりすぎて
泣く事を忘れた。折れる事を忘れた。

渇いた陽の心 になった。






そんな 自分をずっと視ていた。

そこまで 強くなる必要があるのか

と 淋しくなった。
でも 強くなろうとする羽を 私は
淋しいながらも 応援していこうと決めた。


淋しくも 輝く月





強くなった羽
強くなりすぎた羽 は孤独だった。

強くなった事に 得た孤独。
あまりにも 高い空は 誰も居なかった。



高い空は綺麗なのに
下に戻りたいと思った。


高い空は好きだ。そして 孤独。
下は飛べない。 そして 飛ばなくても許される楽さ。


だが
羽は 空も地面も両方 飛ばないと
駄目なんだ。 それが、誠の羽





渇いた陽の心
淋しくも輝く月
天と天 地と地
2つの心に降りる
誠の羽