背中の言い訳聴こえますか。

背中 

誰かがいると安心。

その誰かの背中にも

別の誰かがいると 安心。

どんどんと 私がよっかかれるあなたの背中に どんどんと 誰かがいると 

わたしは 安心して よっかかれるのに

でもね 誰かにその背中を支えられると わたしはその誰かに妬きもちを妬いちゃう

だから 私の背中に あなたの背中があれば 一番いいと思うの。

シーソーみたいに ゆっくりと わたしがあなたによっかかって

そして 次は順番で あなたがわたしによっかかって。

そんな毎日で充分なの。


そんな毎日で充分だったのに あなたの背中に わたしは背中を合わせられなかった

いつの間にか 必死で この両手で よっかかってくる 倒れそうになってくるあなたの背中を

抑えていた。


『  これ以上 近寄らないで  』 



と。


わたしが よりかかりたい背中は あなたの人生の半分で良かった。

あなたが よりかかったわたしの背中は全部あなたのものじゃない。

半分こ  してよ。

あなたも 話してよ。

わたし あなたを抑える両手があるくらいだから あなたの話はもっと聴けるはず。


わたし そんなに 邪魔だった  かしら 。

だったら   ごめんね。