部屋の前でのすすり泣き

生々しく こんな浜ノ町まで憑いてきて そして また 生々しく 泣いて懇願された。

懇願された内容は ここに書けない 。

そして 私は きっぱりと答える。  『 無理です 』  と。

叫びに近い泣き声で 彼女は 何かを決心したかのようだった。

『  コロシテヤル  』

彼女の生々しい 怨念は とても強烈で 彼女の体全体から怒涛のように迫ってくる

  コロス  コロス  コロス   コロス  コロス  ・・・・・・・・・

その覇気に 私は 負けて 眠らされた。

PCを触り マウスを握っていた手が 凍るように冷たくなった。  頭と体をとてつもない 今まで経験したことのないような睡魔が襲う。

そして その睡魔を 止めるかのような  体中の 震えるほどの 冷え。

あの晩 私は 何度も落ちる意識の中 何度も 殺された夢を見た。

漆黒の中 一列に並ぶ軍服の兵士が剣が刺さったライフルで 一人が迫っては私の腹を刺し また次の兵士が来ては 腹を刺し また次の兵士が来ては 刺さってない腹の部分を刺す。

彼女は その兵士を 鳴り止まない重い音の錆びた鐘を鳴らしながら 進行を進めている。

腹にその剣が刺さるたびに 私の体は氷のように冷たくなり 意識が戻っていた。

そして いつの間にかの明け方 体は疲れていた、 まだ頭の中の回路が半分あっちの世界に連れて行かれているまんまで 陽が明けたからこそ 私は 短いけれど その眠りを信じた。


彼女は赤ちゃんの姿に変えられていた。

赤色のおくるみにしっかりとまかれた赤ちゃんは 手も足も出ないまま もっともっと小さくなって新生児までさかのぼらされていた。

天に帰ったはずの彼女が 降りてきて 私を責める

その 彼女の怨念めいた 姿に 私は苦渋の決断をした。


はずだった。



赤い布のおくるみに巻かれた 彼女を 空に高々と掲げている 私の中のルシフェル

わたしは  感服した。


やっぱり 鬼になれない わたしだった。

 大事な人の 大事だった人は  私にも 大事な人です。



ごめんね  あなた、  あなたから頂いた 残りの時間は  3人で過ごしましょ

ね 仲よくすること  幸せになること それは 独占することではないはずだ。

あなたが 赤ちゃんの姿でいるのなら  わたしが あなたのママになるから。

この 心のベッドで おやすみ

 
  • コメント(全3件)
  • ぽんた 
    1/21 17:47

    悪魔、関わった事でうまれる 憎悪、怨み、

    それを受けて立つには、決断をして 更に浄化して 見守る気持ち 支える気持ちを持つって 自分の器を大きくするのだなぁ
    私にも可能なのだろうか と考えています。

    意図を間違えていたらごめんなさい。
  • みゆう 
    1/21 19:54

    見える人は、いろいろな念を受けて大変ですね


    死者の魂が苦しみを訴えてるのでしょうか…



  • とんチャン☆ぁりがとぅ☆ 
    1/22 00:54

    私も似たような経験をしたことがぁりま

    でも私は、とみよサンみたぃには出来ないので、その後、その悪霊たちは、どーなったかわからないけど。
    もしかしたら私の体にまだいるのかもしれない

    でも自分の意思に関係なく操られてたのがないので多分、いなくなったのかと…

    毎日、塩を心臓辺りに身につけてます。
    部屋には数珠を置いてます
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