今 思ふ

あの時 大嫌いな人がいた

その時 逆らえなかった人がいた

あの時 攻めてきた人がいた

と、 あの時は 腹が煮えくり返っていた 怒りや

このまま夜が明けなくてもよかった 涙は

たくさんあった な。

その いやなあの時は これからもあるのだろうけれど

これからの あの時を想像するよりも

『 あの時 怒られたけど 怒ってくれたあなたがいてくれたから 乗り越える という学びができた 』

と 一人一人を ゆっくりと思いだし 頭の中に浮かぶ あの人 あの人に

ぺこりと にこりと お礼を思うほうが 好きだ。

時は不思議で

時間という 治療薬は なんにでも効く。


時は みんなに平等にあって 嫌なことも 嬉しいことも おんなじ時間づつ運んでくれる

でも 心の器は平等でないから 嫌なこと 嬉しいことは 同じじゃない。

私に与えられた 心の器は 大きくなった。  

こんな 劣等感の塊が 人の事を どうこう言うなんて そんな資格はなかったんだけれど

言えるようになったっ事は あの時よりも 大きくなれたんだと


今になって  思ふ。