踏みたい影ぼうし

小さいころ 一番苦手な食べ物は ピーマンだった。

そして 小さいころ 憧れていた人が居た。  その人は 月夜の晩に影になって現れると信じていた。

どうしても ピーマンが食べられなかった私に お父さんはこう言った。

『 ピーマンの中には ピーターパンが居るぞ 』 と。

毎晩 月明かりの影になり 絶対に逢えると信じていた憧れの人に逢えないから

小さかった私は ピーマンを一生懸命食べた。

ピーターパンに逢いたかったのだ。

ピーマン    中身は空っぽ 白色の種が入っている。

ピーマンの緑色 種の白色。 

スピリチュアルで例えると 緑と白のオーラカラーの組み合わせは 芸術感性の色。

中身が空っぽなんじゃない。 あの空間は スケッチブック。それも ページに限りが無いスケッチブック。

私は ウェエンディ になりたかった。

そして ピーターパンと一緒にネバーランドに行ってみたかった。


40になる私は こう思うようにしている。

私がピーターパンになれたら ネバーランドに連れていく事が出来る。と。

ネバーランド それは みんなで作れるだろう。

ネバーランド それは 紛れもない この地球。

誰もの心の奥底に ピーターパンににあこがれた 幼いころの自分が居るはずだ。

神さまは何もしてくれない。

だが 何かをしようとする私に 『 きっとできるはずだ 』 

と希望をくれるはずだ。

人が壊したものは人が治せる。