天災の報告・「24」風

この報告はリアルタイムっぽく進行する(ジャック・バウアー風)


ピッドゥン、ピッドゥン…

AM0時34分

雪のせいで終電が全く動かない。
ざわめきたつ乗客。

駅員「タクシーを用意するからそちらを利用してください」

寒い中ぞろぞろとタクシーに並ぶ。



AM0時54分

カップルと30代のサラリーマンとともにタクシーに乗る。



AM1時29分

前で他のタクシー含め、車が何台か並んでる…。
「なんだって!?前でトラック2台がスリップして道をふさいでいる!?」

クソーッ!

このまま前に進めないのでUターン。


まー、このUターンが大変だった。
タイヤが雪でクルックルッ空回り。
乗客総出で後ろから押すんだけど、スニーカーだからツルッツルッ滑ること。
別の車押してた女子なんかバッタンバッタン転がってた。


ピッドゥン・ピッドゥン…

AM1時55分

タクシーで元いた駅に戻ってくる。

ただ、ド田舎の駅だからまわりになんにもない。

どーするんだ、トニー!

そこに、駅員がやってきて「申し訳ないんですが、電車も道路もダメなんでレッドで寝ていただく形にしたいんですが…」とのこと。

「レッド」とは特急レッドアロー号。
西武線利用者の通称。


たまにテレビで、新幹線の中に泊まった、みたいなのやるけどまさにアレです!
まさか俺が経験するなんて、ビックリしちゃ〜うね。


AM3時08分

飯能の駅に着く。
係員に連れられて深夜のホーム。


AM3時11分

レッドアロー号の座席を向かい合わせにして足を投げ出して座る。


AM3時12分

駅員が「すいません」といいながら、おむすび2コとホットのお茶をくれた。



さすがに寝付きが悪くて寝てるんだか起きてるんだかしてるうちに…



AM5時00分

レッドアローから会議室らしきところに移動させられる。


AM5時16分

コンタクトを入れようともたついていたら、隣の女の子が手鏡を貸してくれる。
恋しそうになる。


ピッドゥン、ピッドゥン…

AM5時21分

駅員がやってきて「電車は動いてないんですが、道路が片側通行できるようになったので今からタクシーを用意します。帰らずにこのままお仕事に行くという方は手を挙げていただけますか?」

俺は仕事だったので手を挙げる。

なんだって…俺だけ!?

クソーッ!

なんだ、この仲間外れにされた気分は!

タクシーへ向かう人達、とりわけ手鏡の女の子を見送り一人会議室に残る。



AM6時15分

会議室をあとに、仕事へ向かう。

外は一面の銀世界だった。


こうして事件は終わった。




次の日の仕事のことを考えるとめんどくさかったけど、なんだかちょっとした冒険をしたみたいでちょっと楽しかったです。


長文、読んでくれてサンキューでーす。

 
  • コメント(全4件)
  • まゆ∞引越し準備で死兆星が見えそ∞ 
    3/10 19:25

    へぇ〜
    家に帰れなかったん


    大変だったけど、可愛い
    姉ちゃんにも優しくしてもらえて
    かったじゃな〜い

    良い経験だね


    お疲れ様でし

  • たか 
    3/10 19:56

    24風
    想像したら楽しかったです


    昨夜は大変だったんですね

    仕事お疲れ様です

  • チョッパー 
    3/10 21:22

    お疲れ様でし

    24風超楽し
    (笑)(笑)
    銀世界とか羨ましい

  • せっちゃん 
    3/10 23:00

    大変でしたね

    お疲れさまでした

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