3D「タイタニック」を観た。

 今年タイタニックが大西洋で沈没してから100年目ということで、世界大ヒット映画「タイタニック」が3Dになってもう一度世界ロードショーとなったわけだ。
 料金は2200円。3Dということでちょっと高い。
 この映画は三度目となる。一度目は映画館。二度目はDVD。で、正直、三度目はどこまで感動するか分からなかった。しかしどうだろう。はじめて映画館で観た時と同じ感動がよみがえってきた。
 おそらく3Dだから感動したのではないと思う。3Dは20分経過...したら飽きる。事実を題材にした話の展開。入念に練られた脚本。魅力的なキャラクターの登場。お金に糸目をつけない壮大なセット。日本映画は到底かなわない。やはり世界をマーケットにできるハリウッドは強いのだ。上映前の近日上映の映画広告を含めると、三時間半の休憩なしだったが、まったく飽きさせなかった。当時の上流階級の世界にうまくいざなってただいたような気分で観れた。
 最近、映画を見ると時計を見る癖が出来た。どこからクライマックスに入っていくのかとても興味がある。この映画の場合、氷山にぶつかるのが6割進行した時点。面白いと思う映画の大半がそうなのだ。半分を過ぎてまもなくしてからクライマックスの導入に入る。そこから7割から8割のところで本格的なクライマックスに入り、ハラハラドキドキと、涙が続き、最後には涙腺が決壊しそうになる。
 ハリウッド映画は、おおよそ目標とか、自分の夢に突っ込んでいき、そこにある難題を解決していくのだが、タイタニックは実は違う。
 最後はとてもアジア的な終わり方をしている。アジア映画の特徴は、自己犠牲だ。相手の幸せのために、自分を犠牲にする。ヒロインを救うために、自分の命を投げ打つのが最も多い終わり方。ディカプリオは相手の命を救うために最後に自分は戸板に上がらなかった。
 いまアジア的と書いたが、よく考えてみるとそうではないことに今気づいた。世界で一番を感動を呼んだ聖書。キリストは世界の人間の罪を背負って死んだ。日本史の中でも人気のある西郷隆盛は不平のたまる士族の苦しみを背負って自ら死んだ。そこが受けたのだろう。
 ヒット作に学ぶことは多い。「サウンドオブミュージック」にせよ「冬のソナタ」にせよ、大衆に爆発的にヒットした作品は、5年おきくらいに繰り返し見ることにした。そこには大きなヒントがあるように思える。

http://www.youtube.com/watch?v=5Xa...