教育と金と宗教

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 以前もお伝えしたように 最近、凝っているのが海外の新聞を読むこと。私は毎朝、中国の人民日報と韓国の朝鮮日報を読んでいる。中国と韓国のサイトでも日本語で毎日無料で読むことができる。

  朝鮮日報  http://www.chosunonline.com/

  人民日報  http://j.people.com.cn/home.html

  私のいる出版業界、面白いことを言う人間にこそ価値がある、と思いませんか。大衆が読む日本の新聞だけでは、面白い情報にそう簡単には巡り合えない。ひいては人と同じ情報源だけでは、人を惹きつける発想を得ることができないのだ。

  で、最近見つけた興味深い記事も海外のサイトだった。
 5月13日のニューヨークタイムスの記事。
http://economix.blogs.nytimes.com/...

  実を言うと、これは石角莞爾さんからの情報。石角さんは京都生まれの生粋の日本人でありながら、ユダヤ教へ改宗し、ユダヤ人となった人。仕事は国際弁護士で世界を駆け回っている。著書「お金とユダヤ人」「日本人の知らないユダヤ人」「日本国債暴落のシナリオ」を弊社がプロデュースさせていただいた。

  学歴と宗教と収入の関係の調査によると、学歴、収入の両方とも、ほぼ上位の宗教は決まっているのだ。上位5つは、

  ヒンズー
  ユダヤ教改革派
  プロテストタント
  ユダヤ教保守派
  イギリス国教会

  これらの宗教を信じる人が高い教育を受け、高い収入を得ている。私と大多数の日本人が属すると思われる「無宗教(Secular)」は金持ちの部類には入っていない。また、最上位と最下位では実に16倍もの差があるのだ。上記の調査によれば、明らかに宗教は教育と収入に関連性がある。

  この調査の面白いところは、最貧国ともいえるインドが属するヒンズー教徒の教育、収入は高く、豊かな日本が属する無宗教のそれが低いということ。次の数をしめる仏教徒もランキング上位にでてこない。これは、平等な条件で競争をした場合、日本人は金持ちになりにくいということだろうか。

  ではなぜ、貧しいはずの無宗教が大半にもかかわらず、日本人はこれまで金持ちでいられたのか。

  決して日本人が勤勉だから日本は豊かになった、とは思わない。それは、ほとんど偶然的な要因が主だったのではないだろうか。たまたま、朝鮮戦争で特需があったこと、西側に属したことで車を多数アメリカで売ることができたこと、島国であるため治安がよかったこと、国防費が比較的かからなかったこと。偶然の要因が重なった結果だったのだろう。

  そう考えると、決して日本人が勤勉だから今後も金持ちでいつづける、ということは言えないのだ。今ある日本の富が、幻であるような気がしてならない。


写真は今年行った五島列島の教会。

 
  • コメント(全2件)
  • み〜ちゃん 
    6/17 18:29

    宗教って感覚がよくわかんないなぁ…

    世界中にいろんな神様がいるし、戒律も違うでしょ?

    知り合いのネパール人が、世界中仲良くなんて無理、牛を大切にしてる国と豚を大切にしてる国が仲良くなれる訳ないって言ってたよ^^;

    そこまでのめり込めるから、勉強もそんな感じなのかなぁ?^^;

    日本はどんどん貧乏になってく気がする(*_*)
    金=幸せって思ってる子供多いから、その辺変えてやんなきゃかわいそうって思っちゃう^^;
  • OGUMENO 
    6/17 19:24

    それでも日本人には粘りがあり、アイデアを生むちからを培っていると思います。思いたいです。
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