ささくれ立った心がやさしくなっていったね。

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公式ブログだ。
公式だぞ。
つまらんことをボソボソ書いておる他のものとはちがうと
私自身が位置づけている。
本当だ。

一昨日の撮影はよかった。
事前の準備段階でいくつもの選択肢があったが、
最適なものを選んだ。
もちろん一長一短はある。
しかしあれがベストだったと思う。

楽だった。
サボったわけじゃない。
楽しい撮影だ。
はっきりいってそんなことは滅多にない。
ささくれ立った心がやさしくなっていったね。
とちろうが何しようが何でも許せてしまう。

いつもこうだといいよね。

雨だった。
ホワイトバランスをとった。
どんより。それは当たり前だ。
雰囲気がよくない。
シネライクガンマによってますますそれが強調されているように見えた。
HDノーマルという設定に変えた。
たぶん初めて使ったと思われる。
そしてホワイトバランスを5600k、晴天向けに変えた。
雰囲気は幾分よくなった。

仲直り

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おれ今日誕生日。
すごいよ。
中年だよ。
自分がこの年になることを想像したことがなかった。
それっていけないことなんだろうな。
でも、なかった。

今年。
いろんなことと仲直りしているような気がしている。
幼少の頃からこれまでずっと嫌で嫌でしょうがなかったもの、こと。
いっぱいあるんだ。

例えば音楽。
大嫌いだ。
それが今年楽曲制作をやるようになった。
Macで作る。
一度使い方を覚えたら早い。
まだお友だちぐらいにしか聴いてもらってないんだけれど、
幼少時いやいや音楽を習ったことが関係あるのかないのか、
嬉しい評判を聞いている。

これも仲直りのひとつだ。
音楽と仲直り。
もっというと嫌いな楽器もけっこう使っている。
曲のためにいいと思ったら使っている。

少しずついろんなことと仲直りしていく。
したくなくても仲直り。
これが中年になるっていうことなのかなあ。

「誕生日おめでとう」は嬉しいね。
中年でも。
ありがとう。

映像作家という蔑称

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映像作家。
昔ながらの映画制作現場で、キャリアの長い技師からこう呼ばれたら、
蔑称だと心得た方がいい。
少なくとも少し前まではそうだった。
撮影技師でもなければ照明技師でも録音技師でも編集技師でもない。
撮影から編集まで自分でこなす中途半端な人間。
エキスパートとは程遠い存在という意味だ。

しかしだ。
時代は変わった。
映像制作の現場はもちろん、
今じゃ写真家が映像を撮って編集まで求められるようになっている。
ならば映像の人間が映像制作のスキルを広げるのは当然じゃないか。

私は演出だ。
自分で編集する。
撮影技師とちゃんと呼んでもらえることは光栄だ。

ステディカムの自力オペレートを覚えた。
音楽を自分で作っている。
大判センサーに慣れるためにスチルカメラを持ち歩く。

それ以外のこと。
いくらでもある。
数えだしたらきりがない。

5月末からひと月ぐらい沖縄にいた。
せっかくだ。ブログに画像を載せまくろう。
実に17年ぶり。
学校で映像制作の講義もさせてもらった。

沖縄で決めた。
自分でやることをさらに増やす。
私は半端者だ。
だが映像作家を蔑称として使う者は、これからいなくなるはずだ。
技師。
それしかできないと見做される時代がくるやもしれん。
訓練を始める。
1年ぐらいかかるかと思って相談してみたところ、
4〜5箇所現場に入ればものになるとのことだ。
自分の半端者歴が物をいうところ。
わるいばっかりじゃない。

それでも苦手なことを始めるのに変わりはない。
自分でやることをもうひとつ増やす。
修行だ。

多摩地区に撮影所を

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時代は変わっている。
映像は動画と呼ばれるようになり、
扱われ方も大きく変わっている今まだその最中だ。

ほとんどのと言っても過言じゃないほど多くの制作会社は港区にある。
私の職務上の経験もその多くが港区でのものだ。
理由は簡単で、その方が便利だから。
個人的にも私は昔から港区を大好きだ。
ただ、あまりにも固まり過ぎてやしないか。
今までだったらそれがいい。
港区に固まっていることが重要な意味を持っていた。

時代は変わっている。
映像は動画になっている。
もう少し散らばってみてもいいんじゃないかと考える。

皆さん知ってるかな。
実は私が住んでいるこの町に同業者は多い。
かつての名作のディレクターだったり、そういう年季の入った方々や、
以前の私がそうだったように、この町から毎日港区まで通っている人たち。

だったらだ。
プロダクションをここいらに集中させてみてはいかがだろうか。
オフィスをかまえ、スタジオをつくる。
ロケーションには事欠かない。
もはやベタといってもいいほどのロケ地がいくらでもある。

映画会社の撮影所の立地と比べても、 
この町との大きなちがいは見当たらない。
映画会社がここいらあたりに撮影所をおっ建てようと計画したとしても私は驚かない
(細かい事情はそりゃあるけれど、純粋に立地を考えればだ)。

いいんじゃないか?
港区からわざわざロケに来なくても、
外へ出ればそこはもう撮影地。
そんな町にオフィスとスタジオを置いてみてはどうか。
集中させてみてはどうか。

時代は変わっている最中だ。
映像は動画になっている。
キー局の近くにプロダクションがあることの重要性は低くなっていると考えたらおかしいだろうか。

全部私の都合でものを言っているに過ぎない。
でもそんなにおかしな話だとも思っていない。

この町に撮影所ができる。映画会社の。
私はその中に掘っ建て小屋をつくる。自分の事務所。

もしこの日記が何人かの同業者の目に触れることがあれば、
いっしょに考えてみませんか。

多摩地区に撮影所を。
プロダクションを集中させる。
スタジオを持つ。
事務所を出たらすぐロケ地。

面白そうだと思われる方は沖津賢一郎までご一報を。

ところどころあったけどね。
10代の頃。
キー局の子会社がやってるスタジオだったと思う。
今もあるのかなあ。


写真は今年の3月に、呪詛を込めて。

原人

日記だよ。
久しぶりだよ。

ドキドキする。

新しい体重計を買った。
31才の誕生日に、大枚叩いて聖地イトーヨーカドーで購入したヘルスメーターを使っていたんだけれど、
測るのはいいが液晶が劣化して数字の表示が見えない。
何kgなのか体脂肪率いくつなのか身体年齢何才なのか、
全部見えなくて、いろいろ角度を変えて覗いてみたりしていたんだけれども、
なにもわからんのじゃ体重計の意味をなさないので、
とうとうお役御免ということに。

ダイエットしてたんだよ。

去年おれは、実に16kg肥えた。
もうね、重かったもん、自分の躯じゃないみたいだったよ。
自分の映画をやろうとしていた頃は役づくりで
体脂肪率6.8%前後、身体年齢18才を6年キープしてたんだ。
そんな極端なことをやっていたものにあの肥え方はこたえた。
おれももう年だし、これが中年太りなんだろうな、
と、この激太りを受け入れておじさんになっていこうと考えてた。

ところが今年7月、その日の撮影が終わり、
鈍りきった上に草臥れた躯で、打ち上げの店まで機材を運んでいる時、
荷物が多いのを見てある人がいっしょに運んでくれると申し出てくれたんだ。
そのある人というのは、おれにとって永遠の憧れ、世界最高の女優。
持ってもらった。
なんてことだ。永遠の憧れに機材を運ぶのを手伝ってもらうというこの失態。
無様だね。

おれはダイエットを決めた。

そして今日、新しいヘルスメーターに乗った。
中年男沖津賢一郎、やりました。
10kg減量、体脂肪率1桁、身体年齢23才。
年を考えるとこんなところだよな。
これ以上やると逆によくないような気がするから、
ここからは緩やかにダイエットをやめようと思います。

ところで、減量に成功したのはいいんだけど、
一昨日撮影所でロケバスに写った己の姿を見てふと思った。
なんかきたなくね?原人みてえ。
痩せて髪の毛もずいぶん伸びたもんだから、
現代人らしくない風貌になってしまった気がする。

駄目だよ。
前に「男は清潔感」って書いてあるのをインターネットで読んだことあるぞ。
髭ぐらい剃ろうか。

そんでまた編集に戻ろう。