お幸せに!



ども、結婚式関係の司会の経験は片手では足りない岡田達也です。







ちょっと多いでしょ?

それだけ数をやっているといろんなアクシデントにも出会っていて……。

一番キツカッタのは。

すっかり出来上がってしまった新婦の叔父様が

歓談の最中に僕の所へ寄ってきて

「おい司会!

オレに一曲歌わせろ!」

と言われたとき。

一応、披露宴というのは綿密なタイムテーブルが組んであり

押せ押せになるとホテルやらお店側の方にやんわりと釘をさされる。

(次のご夫婦が待っていらっしゃるから)

だから司会者は

喋りだけでなくタイムキーパーとしても力を発揮しなければならない。

僕は笑顔でやんわりと対応した。

「お気持ちは有り難いのですがお時間の方が迫っておりまして……」

「オレの時間も迫ってるんだよ!」

「ハァ?」

「オレは長野から来てるんだよ!

この後、新幹線で帰るんだよ!

急いでるんだよ!」

「あ、途中で退席されるのですか?」

「違うよ!

結婚式は全部出るよ!」

「今のところは時間通りに進んでおりますので新幹線には間に合うかと……」

「時間はどうでも良いんだよ!」

「(ええええっっっっ?)」

「『兄弟船』を歌うぞ!」

「あのー、カラオケも用意してございませんし……」

「(急に涙ぐむ)オレと美佳(新婦の名前)の親父はなぁ、子どもの頃から苦労して

「そうなんですか」

「『兄弟船』だ!」

「本日は兄弟の絆を深めるより、新郎新婦をお祝いできたらと思うのですが……」

僕はさすがに打つ手が無くなり

高砂に座っている新婦の方に目線を送った。

彼女はこちらの様子に気付いており

僕にそっとゴメンのポーズだけを送ってきた。

いらない。

そんなのいらない。

今はただただ

この手に負えない君の叔父様を説得して欲しいだけだ。

が、彼女はおじさんの酒癖の悪さを知っているのか

こちらには一向に近寄ろうとしない。

仕方なく僕は腕時計を見て「あ!」と大袈裟に叫んだ。

「申し訳ございません。

間もなく新郎様のお父様からの挨拶が始まってしまいますのでお席にお戻りいただけますか?」

実際、押し問答している間にそんな時間になっていたのだ。

さすがに披露宴のクライマックスは叔父様も理解してくださった。

が、捨てゼリフはしっかりと吐いていった。

「ほら見ろ!

お前がチンタラしてるから歌えなかっただろ!」



* * * * *



昨日

ネビュラプロジェクト社員の聖澤くんと

元・ネビュラプロジェクト社員の長田さんのウェデングパーティーが行われた。

いつもは縁の下から舞台を支えてくれている二人が

大勢の人に囲まれて

物理的にだけでなくスポットライトを浴び

(祝ってくれる人々の視線ってなんだか眩しく見えるのだ)

とても輝いていた。

この時勢だから中止や延期も考えたみたいだけど

やって良かった。

笑顔の元になる力は多ければ多いほど良い。



毅くん、奈未子さん

おめでとう!







では、また。



 
  • コメント(全6件)
  •  
    4/18 09:30

    私とおっかーさんの結婚式には誰に司会やってもらおうかなぁ(笑)

    さーせ

    現実逃避です
  • 一宵吏【リア優先】一周忌 
    4/18 09:51

    すごくよくわかります;
    そしてなんかすみません(>_<)

    そういったお客様の場合
    アテンドかホールのキャプテンに
    お任せくださいね。
    司会のかたにはタイムキーパーで
    いてもらわなくてはならないです
    というか何故その時
    キャプテンなり誰か
    助けに行かなかったのか
    疑問です(;___)
  • ぁぉ{オナコメ読んでね 
    4/18 10:44

    リングガールの子がチョロチョロして なかなか指輪交換ができなかったことならあります

    でも可愛かったし ほのぼのした思い出です(*^艸^*)
  • 菊乃 
    4/18 13:10

    お二人ともお幸せに

  • 烈火:また逢おう!! 
    4/18 19:20


    お二人共お幸せに///




  • an 
    4/19 17:05

    結婚式は何か起きますよね
    分の時もすごがった
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