持ってない男


ども、サイズアップに成功している岡田達也です。







金曜日、急遽稽古が休みになった。

その日は

『水平線の歩き方』チームがみっちり稽古をする予定の日だったので

その時間を利用してガッツリ台本を覚える!

という時間の使い方もあったのだけど

チーム一丸となって外へ飛び出した。



ラグビー見学、である。



今回の芝居

物語の主人公(岡田"酒焼けか日焼けか判断が付かないほど色黒”達也)と

その同僚(左東"まさか白血病でもあるまいに何故か無駄に白い”広之)

二人の社会人ラガーマンが登場する。

舞台上でラグビーの試合をお見せするわけではないが

それでも

ラグビー選手を演じるのにホンモノを観ておいて損はない。

必ずや役作りに役立つだろう。

僕らは早稲田大学の練習を見学することにした。



その日

僕と小多田直樹は別の仕事があったため

遅れて現地で合流することに。

それ以外の人は

グランドがある上井草の駅に集合してみんなで向かう、ということになった。

もちろんその引率役は左東広之に任せておいた。

ヤツとは3年前も一緒にラグビー見学に行ってる。

それに今回もラガーマンだ。

彼がこの練習を最も見なければならない人間なのだ。

きっと熱も入っているだろう。







グラウンド入り口で撮った写真。

よーくご覧いただきたい。

7人の人間が写っている。

『水平線の歩き方』の登場人物は8人である。

「あ、じゃあ左東さんがシャッターを押してるんだ」

と思ったあなた

残念ながら違うのですよ。

この写真を撮ってくれたのは石川さん。



実は

さとぅはその日の朝に風邪を引き見学に来られなかったのだ。


はぁ……



持ってない。

アイツは持ってない。



小心者だが真面目な男なのに

地味だけど悪い男じゃないのに



不憫に思った僕はつい呟いてしまった。

「さとぅは持ってないな……」



斎藤佑樹投手は

「持っている、持っていると言われてきましたが……」

という

世間が満場一致で納得する発言をしていたけど

僕の発言も

側にいた『水平線』のメンバーには大きく納得してもらえた。



さとぅよ

俺たちがラガーマンに変身するにはまだまだ先は長いぞ!

頑張ろうな!

とにかく身体を大きくして

色を黒くするんだ!

全ての選手の躰は鍛え上げられて

全ての選手の顔色は焼けていたぞ!(おそらく酒じゃなくて日光に)



オレは少しずつ大きくなってきたぞ!



腹回りが。







では、また。