暗記論ども、スマ・ステーションをガン見した岡田達也です。 今、セリフを覚えている。 他にも ・脚本の全体像(構造)を読み取る ・自分が演じる人物の読み込みをする ・登場人物の関係性を考えてみる ・面白そうな感情表現が使えそうな部分を探す ・面白いネタを考える ・捨てネタ(完全稽古場用)を考える など、台本を読むときにはやらなければならない作業がいっぱいある。 本当は同時並行で進まなければいけないのだが 僕はそんなに器用なタイプではないので セリフを覚えるときはその作業に大きく偏る。 他の作業はいったん置いておくことになる。 「なるほど、岡田達也は一点集中型なのか」 と理解していただいて構わない。 (何故、格好良い表現にすり替える必要がある?) 職業柄、よく 「どうやってセリフを覚えるのですか?」 と訊かれることがある。 「そうですね〜。 基本は暗記パンを使います。 ちょっと覚えにくい言葉なんかは 手のひらに3回書いて飲み込みます。 これで大抵の場合は覚えられますね」 と答えたことは一度もない。 「ひたすら読みます」 と100%答える。 すると、その、あまりにも当たり前の答えに 尋ねた人は大抵拍子抜けした 「はぁ、まぁ、そうですか、そうですよね」 といった感じの言葉を発する。 でもでも。 面白い答えの一つでも言いたいところだが 真実は、繰り返して読むしかないのだ。 僕は普通の人間なので頭にマイクロ・チップが埋まっているわけでもなく 頼みのドラえもんはのび太くんの側にしかおらず 学生時代を思い出してカンニングペーパーを作ったところで 舞台の上で上手に盗み見る自信もなく……。 読むのだ。 それしかない。 アルコールと加齢によって 随分と脳細胞が死滅してきている気がするので そんなところに莫大な情報を放り込むのは自分に酷だが (それが仕事だろう) やるしかない。 ああ。 時間が惜しい。 こんなことを書いてないで読むべきだ。 そうだ、そうだ。 そうしよう。 ああ。 でも、でも。 ラーメンが食べたいな。 では、また。 |
私は親
キャラ
記憶パ
昨日ス
私も今
やっぱ
暗記パ
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