リード犬 その2



ども、驚いた岡田達也です。







まさか、こんなに早く後日談を書くことになろうとは……。

と言っても、内容は何も無い。

あまりに驚いたので、その事実だけ。





昨日の朝。

関東地方は土砂降りだった。

本当によく降っていた。

気温もグッと冷え込み

間もなくの冬の到来を予感させる朝だった。



僕は起きて溜息をついた。

こんな天気ではきっとミホちゃんはいない。

せっかく散歩に行こうと前夜から楽しみにしていたのに。

恨めしげに窓の外を見た。



あ。

でもでも、昨日のザック・ジャパンの見事な船出は新聞の一面を飾っているはずだ。

ミホちゃんはいないだろうが、公園を通って新聞を買いに行こう。



傘を差し、公園を通り抜けようと……。

足が止まった。

目が点になった。

思考が停止した。



昨日いた3人の中の1人と

昨日はいなかったおじさまとが

公園のベンチに、傘を差して座って、缶チューハイを飲みながら、語りあっていた。



え?

何?

何だろう、この光景?



傘を差してベンチに座ってる?

座る前のベンチは濡れてたんじゃないの?

傘が弾く雨粒の音で

ボリュームを上げないと会話が成立しないようだ。

そこまでして此処で?

喫茶店ではダメなの?

(酒がないからダメなのか……)



さすがに、今日は無理だった。

「昨日はどうも!」と言えなかった。

僕は傘を深めに傾け

静かに公園を通り過ぎていった。







では、また。







追伸



明日、お休みするかもです。