電車の恐怖ども、電車が好きな岡田達也です。 子供の頃、阪急電車の運転手になりたかった男だ。 あの小豆色のボディと車内の高貴な色彩に子供ながらにあこがれを抱いた。 しかし残念なことに鉄ちゃんの仲間入りもせず カメラ小僧になることもなく 西村京太郎さんほど時刻表の読み取りに執着することもなく現在に至っている。 と言いつつ 40を過ぎてオッサンの仲間入りをした今でも 「運転席から見える景色とはどんなものだろう?」 と想像を膨らますこともしばしばある。 だが、それと同時に最近では電車に乗ると恐怖を感じることがある。 それは 運よく座席が空いてて座れたときであり そして酔いどれている(もしくは疲れている)ときだ。 皆さんは電車に乗っていて 自分の正面に気持ち良さそうに眠っている御仁を目にしたことはないだろうか? 大都会の電車の中には老若男女を問わず必ずいるものだ。 で。 大抵の場合、2パターンに分類される。 その1 まるで稲穂が頭を垂れるように、その重い頭をコックリコックリ揺らしている人。 そして不思議と隣の人にぶつかる寸前で「はっ!」と目を覚まし、再び揺れ始める。 これはまだ良い。 問題は…… その2 上を向き、お口全開で眠っている人。 おそらく意識は宇宙に飛んでいってしまってるんだろうな、と思いたくなるような寝 酷い書きようだが、これは断言できる。 それはそれは例えようのない、他人に見せてはイケナイお顔になっているのだ。 あれでは100年の恋も100%醒めるであろう。 そして、自分も例外に漏れず何度か経験してしまっている。 大口を開けて眠ったことを。 あのとき僕自身が正面にいたら 間違いなく僕の口の中に液体を流し込んで強引に目を覚まさせるか もしくは白旗を突き刺して降参させてしただろう(誰に対してだ?) それほど自分がブサイクになっている自信がある。 自称・舞台俳優だ。 一応、仕事をしているときは顔を晒してしまっている。 もしかして、万が一、ほんのわずかだけど 電車の中でお客さんに遭遇する可能性が無いとは言えない。 もしも、あの顔を見られたならば その場で3000円払って口止め料とするか(リアルな金額だな……。というかケチ臭い もしくは俳優を引退しなければならない。 それほど見せてはイケナイ顔だと思っている。 けど。 やってしまうんだよな。 だから最近は立っていることが多いのだが……。 それはそれで問題があって。 では、また。 |
もしも
1.友
2.写
3.し
(1〜
何れか
私もよ
誰にも
大口を
私は長
あと眠
なんか
大口あ
口止め
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