神戸その6 〜難題〜



ども、難題を吹っ掛けられた岡田達也です。







昨日は日曜日。

キャラメルボックス関西圏出身の俳優たちの親族が続々登場。

まるで参観日。

三浦も、石原も、樹里も、オマケにゲストの楠見さんのお母さんも。

で、我が家の母親も。



終演後

わざわざ鳥取から足を運んでくれた母親に

せめて美味しいものをご馳走しようと企む。

と言っても本人が望まないものを食べさせても仕方がない。

ハズレを引かないためにも直接訊いた方が間違いがないだろう。



「何か食べたいものある?」

「うーん……、何でも良いよ」



これはイカン。

この答えは困るのだ。

だって、自分だってよく言ってたじゃない。

「お父さんに、今晩何食べたい?って訊くと「何でも良い」って言うのよ!あれが一番困るのよね」



「それじゃあダメ。何かリクエストしてくださいな」

「そうね……。若い人が食べる物でもいいかな?」



え?

若い人が食べる物?

何、それ?

ハンバーガーとかってこと?



「家ではお父さんと二人、毎日質素な食事だから、たまには若い人が食べる物でも食べてみようかな?」



ははーん。

息子は理解した。

ハンバーガーなどが食べたい訳ではない。

これを意訳すると

「ちょっと贅沢なものを食べても良いかな」

と言っているのだ。

若い人が贅沢だと言っているわけではないが、ニュアンスで伝わってくる。

しかし……。

ちょっと贅沢な物(日常の食卓になかなか上がらない物)って何だ?



「例えば、寿司、お肉、焼き鳥、中華、麺類、日本料理……。何が良い?」

「あ、寿司は却下」

「だから消去法で行かないで、希望を言ってちょうだい!」

「私、好き嫌いは無いから何でも食べられるよ」

「だったら何で寿司は却下なの!」

「そうね」

「ほら!何かしらそういう希望があるでしょ?」

「あ!」



良かった。

やっと食べたい物を閃いてくれたか……。



「吉田類さんって知ってる?あの人がBSでやってる飲み屋を巡る番組が面白いのよ!」

「……」



ちょっとイラッとした。



僕は黙って三宮駅前のデパートに連れて行き

レストランフロアの写真を指さし何処に入りたいか再び訊いた。

もう、これが一番手っ取り早い。



「そうね……。ベトナム料理はいいわ(要らないわ)」



まだ消去法を使ってくる。



痺れを切らした僕は自分が好きな焼き鳥と天ぷらの写真を指さし

「このどちらかで如何?」

と尋ねた。



「ああ、天ぷら、良いわね!」



僕らは揚げたての美味しい天ぷらに辿り着いた。





最初に言ってくれ。







では、また。







追伸



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