太陽を曳く馬太陽を曳く馬〈上〉/高村 薫 ¥1,890 太陽を曳く馬〈下〉/高村 薫 ¥1,890 高村薫さんの著書、「太陽を曳く馬」を読みました。 上・下巻ありまして、かなりの長編です。 ネットの解説を読んで、知ったのですが、 これは、「晴子情歌」、「新リア王」に続く3部作目という ことらしい。 晴子情歌 上/高村 薫 ¥1,890 晴子情歌 下/高村 薫 ¥1,890 新リア王 上/高村 薫 ¥1,995 新リア王 下/高村 薫 ¥1,995 どれも長編です。ちなみに、らしいというのは、 「晴子情歌」は読んでいますが、「新リア王」は読んでません。 しかも、「晴子情歌」の記憶がほぼない・・・^^; というのも、めっちゃ難しく、これをきっかけに、 すこし、高村作品から離れた記憶があります。 んで、この「太陽を曳く馬」 結論から言うと、めっちゃ面白かったです。 前2作を読んでいなくて大丈夫で、 厳密にはあまり関係ないと言っても過言ではないと思う。 とはいえ、もう一度、「晴子情歌」から読んでみるつもりですが。 あ、公演終わってから。 基本的には、かなり難しいので、一般的には勧められないのですが、 これはかなり面白かったです。 上巻は主に、絵画論からアプローチの哲学。 下巻は主に、宗教論からアプローチの哲学。 簡単に言えばこんな感じか。 僕は、上巻が特に面白かったです。 内なる宇宙を想像し、創造するような、 物凄い苦悩と物凄い達観の対比。 またその交差。 答えは霞のように漂い、見えそうで見えない。 答えらしきものは存在するが、 答えは、存在しないから。 とても、すごいさくひんでした。 あつを |
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