東北無料公演備忘録その1

春に、『賢治島探検記』をやり、

秋には、実際に東北に無料公演のツアーに

行けることになり、行ってきました。

稽古時間が少ないこともあり、

『降りそそぐ〜』の本番の後半辺りから、

演出を考え始めました。

東北公演より過去の『賢治島探検記』は、

すべて劇場でやりましたが、

今回は、いろんなところで公演すると言うことで、

キャラメルではいつも物凄くお世話になっている

(助けてもらっている)照明に、あまり頼れない。

東北無料公演用に、カットされた台本は、

大学生御一行の導入部分→リコーダー→ゴーシュ弾かれのセロ

→風の転校生→ハンドベル→光速銀河鉄道の夜→大学生御一行のエピローグ

という流れ。

春のときと違うのは、導入からリコーダーの部分。

タイトルコールをしてリコーダーのシーンが始まる、

というのはいきなりなので、

さて、どうしようかと考えて、

曲を選び、パフォーマンスをすることにしました。

そのパフォーマンスは、稽古中には、ダンスよりになりましたが・・・。

後は、前述の通り、今までのようには照明の力が借りられないので、

光速銀河鉄道の夜の世界をより想像してもらえるように、

SEをたくさん挿入しました。

そのSEは、挿入するところとそのイメージを、音響の早川さんに伝え、

作ってもらったのです。

そして、光速銀河鉄道の夜の中には、たくさんの人が動いて、

椅子を鉄道にしたりする場面がいくつかあって、

それを今回はmovementにしました。


東北でやる公演として、

銀河鉄道の夜は、劇団内でも、やる上に置いて、

物語的に賛否両論ありましたが、

阪神淡路大震災の罹災者である僕は、

いや、むしろやるべきだと思いました。

なので、稽古中は、“銀河鉄道の夜”の解釈、表現に関して、

詳しく話しました。

我々の想いを届けて、皆さんが一歩を踏み出す一助になるために。

そんなこの公演、いつも通り、稽古中に通しをしましたが、

いつもと違うのは、その通しをビデオで撮って、家でそれを観て、

次の日ダメだしという形。

ま、僕、結構がっつり出演してましたから・・・。

通しは、観に来てくれた劇団員が少なくて、

少し、寂しかったですが。

さて、次回の話題は、仕込み練習&大阪かなぁ。


あつを