いつかの言葉は

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揺りかごのような揺れに微睡みながら、意識が鮮明になるにつれ、それが自分の心音の波だと気付いた。


地震の揺れにも似た、居心地の悪いような、胎盤の中のような、心地の良いような、微睡みが解けないまま、昔の言葉が螺旋のように頭の中を廻って行く。


『誰かを救いたい』


誰かを救いたいなど、烏滸がましいにも程がある。

救いたいと思いながら、一番救われたいのは自分なのだから…



想いに流され口を開けば、言葉は悪たれと一緒に押し出され、汚れた日常に染まってしまう。

想いがある時は、口をツグムに限る…




まだ俺は微睡んで居るのか?



いつかやろうと思いながら、その日はいつまでたっても訪れない。




いちごロールちゃんを頬張りながら、出掛ける準備をする。


詩人にも似た面持ちで、久し振りに山手線に揺られながら、本番の事を考える。

その前に、今日稽古が問題だ。


今日は衣装パレード。




まもなく最寄り駅。

さて、やるか。