石ノ森萬画館

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あの津波で生き残った萬画館は奇跡です。
石ノ森先生は先の津波を想定して
こんな形、こんな角度に設計なさったのではないかと思うほど
キレイな卵形は残っていました。
知れば知るほど、奇跡だと感じます。

当日、津波に流された方、
中瀬に取り残された方々が
20人ぐらい、ここの三階に避難したそう。
完全孤立で5日間。
かろうじて、三階のカフェに
食べ物が少しだけ。
それを食べて生きていたそうです。
病人も、骨折した方もいらっしゃった状態で5日間・・・
恐怖、不安と戦い、
何を思ったんだろう・・・

でも「ここはまだいい方だ」とおっしゃっいます。
自分たちは大丈夫。
東北の人たちはみんな
思いやりが強いです。
涙が出ます。


さて、萬画館。
私がいる間にも、何人もの方が見に来ました。
子供たちも来てたなぁ。
中には入れないんだけど
それでも次から次といらっしゃってました。


表に板が置いてあって、
私もメッセージを書きました。


表にある仮面ライダー。
なんか懐かしい。
以前もこうやって写真を撮ったなぁ・・・


特別に中も見せていただきました。
作品は別の倉庫に移したので、ありませんでしたが
いろいろと思い出し
会館の空気を懐かしく感じました。


萬画館の二階に赤い絵があるのですが
その絵の半分あたりに水の線がありました。
こんな所まできたのか!と身震い。
三階に逃げながら、
すぐ足元まで水が来ていたという事です・・。


ホントね、萬画館は奇跡です。
スタッフ木村さんは
「石ノ森先生が守って下さった」と
話していました。


ここのスタッフはみんな
石ノ森先生を心の底から愛し、
集まっているメンバーなのです。


スタッフさんたちは、
自宅も半壊だったりして大変な状態なのに
みんな集まって、大量のヘドロをかき出したと聞きました。
そんな話しからも、ホント、ここを愛し、
誇りを持って働いてたんだなぁと感じます。

みんな、復興に向けて頑張ってます。
でもまだ、ここは電気が来ていません・・・

電気がきても、電気系統は塩につかっているから
再開のめどはたたず、
相当の額もかかると言われています。

でも、みんな、再開の日を夢見て
踏ん張ってます。

続く