新しい保険証

新しい保険証の裏は、ドナーカードのようになっていて、
脳死または、心臓が停止した時に、臓器を提供するというような意思を伝えることができます。
自分の死後に臓器を提供できるドナー登録は、残された人達の生命や
希望を与えてくれる、素晴らしいシステムだけど、正直なところ抵抗
ある人も多いと思う。
臓器を提供するためには、できるだけ新鮮な状態で解剖し、摘出しておく
必要があるのだけど、それをするという事は、お葬式や、お通夜などで、
綺麗な形で、最後の対面ができないという問題もあるかと思うにゃ。

自分はいいよと思ったとしても、家族や友人などから見たら、やっぱり
最後はそのままの形で送り出したい。
そう思う人が多いのじゃないかなって思うにゃ


葬儀の時はやっぱり、生前の姿を思い浮かべて、思い出が消えてしまわないよう、強く心に刻み込みたいもの。だから、外見は重要だと思うにゃ。

さらに、仮にドナーとして臓器を提供したとしても、そう長く保管できるものではないから、鮮度を保っている間に、適合する相手が見つからないと、
無駄になってしまうのでは無いかな


適合率って臓器によっても違うと思うけどあまり高くないという印象が
あるにゃ。そう考えると、ドナーの臓器が活かされる確率は、1000分の1
にも満たないかもしれない。

それであるなら、やっぱりそのままの形で対面したいと思うのが、普通であり、ドナーとしての提供を拒む人がいても、責めることはできないと思う。

私もやっぱり、家族や知人と別れる時は、そのままの状態で会いたいし、
そのままの状態で、送り出して欲しい。

しかしながら、家族に提供するとなると、かなり違うような気がする。
例えば、同じ車に乗って事故にあって、自分は助からなくても、家族を
助けることができる。そんな状況であれば、提供したいと思う人は、
ぐーんと多くなると思うにゃ。

残念ながら今の制度では、提供先は選べないんだよね。
ドナーとなるという事は、すべての待つ人に提供されていくという事で、
選べない。

今回、保険証がドナーカードを兼ねたのは大きな一歩だと思うけど、
なんかこう、まだかなり足りてないような気がするにゃ。それも、
今すぐ実現できない理由のある事ではなく、今すぐにでも、状況を
好転させられそうな決め事がたくさんあるような気がする。

家族や、友人に限り提供を認めるとか・・・
適合者が見つかった場合に限り、認めるとか・・・・
そういう選択肢があるだけで、ドナーはかなり増えると思うにゃ。

ドナーとなる人は、事前に臓器の適合性とか、相性とか調べて登録しておき、
死んだ時には、解剖する前から、提供可能な相手がいるか照会できるような
そんなシステムなら、合理的なんじゃないかな?

あと、臓器を金銭でのトレードみたいにしちゃうと、悪い意味で、
ドロドロしちゃうけど、ドナーとしての提供者の家族に、いくらか入るようにすれば、ドナーになる人も家族に対して、申し訳が立つような気がする。
葬儀の費用や、お墓。そういった費用負担を軽減できるようなシステム。
ドナー登録すれば、葬儀費用の20%を国が負担するとか・・・
そういうのも方法としては悪くないと思う。
nyankoは、今のところ決心がつかないから、すぐには提供者として署名はできないけど、守っていきたい、家族や、世話になった人、仲のいい友人。
それらの命を守るためなら、自分の死後の体を有効に使ってもらって構わない。今判断できるのは、そこまでかな。

みんなは・・・・どうするのにゃ?
見栄を張るために、署名するのではなく、ちゃんと自分で考えて・・・
残される人の事も考えて、決めて欲しいにゃ。