ブログ小説『ビジネスランチのジェノベーゼ』


「なるほどですね、やっぱり小林さんの話は・・・」

隣の“営業スマイル”が服を着て歩いているような上司
のいつもの言葉を聴きながら
フォークにパスタを巻きつける。

会社入ってからずっと思ってたんだけど、

なるほどですね、っておかしくね?

「なるほど、そうですね」だろ。

なるほど (感嘆 ) + そうですね (同意)

で、相手も気持ちよく言葉を続けられるってもんだ。

それを、「そう」をとっちゃって

なるほど っていう言葉を丁寧語にしちゃったもんだから、
おかしくなっちゃって

なんだか、なるほど  だけ浮いてきこえて

感嘆も同意の意味にも聞こえてこないんだよ。

なるほど の形骸化だな。

〜ドワッハッハッハッハ〜

どうやら三つ上の上司の口癖について
考察しているうちに
話は、取引先のコンペの笑い話になったようだ。

あぁ、外はこんなに天気がいいなぁ。

飯と仕事って最悪のランチコースだよなぁ・・・・

そう思いながらも、
「仕事飯」でないと来られない
会社近くのイタリアンの皿はすでに空になってしまった。

会社は銀座にあり、美味しいランチを出すレストランは
すぐ行列ができてしまう。

いつもはOLやらおばさんを横目に見ながら
この店を通り過ぎる雄冶だが、

仕事飯、だと会社はここがご用達で
予約を取らされる。

あのパスタの緑のやつなんて名前だっけな?
やっぱうまいわ。

「なるほどですね!!さすが、小林さんはグルメだなぁ〜」

いつの間にやら今度は、イタリアに家族旅行にいった話のようだ。

本場は“ピザじゃないんだよ、ピッツア!ピッツアなの”やら
“スパゲッティ”って頼んでも「短いクルクル」ってやつがでてくるんだよー

など。

その割には、うまくパスタをフォークに巻きつけていない
“自称:イタリア紳士”の取引先について考察しようとしたところ、

右側の上司の左足が、俺の右足をおもっくそ踏みつけた。

「(イテッ!!)」

だけでなく、左手で「(お前も話せ!!)」と
腿までたたき「(はやくなんか言え)」とうながされ 

右足がジンジンしながら
なみだ目で焦った俺は、
咄嗟に

営業スマイルを顔に貼り付け

さらには、バジルまで歯に貼りつかせながら、

「なるほどですね。」

と言っていた。





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《さといもジェノベーゼ》

材料

・パスタ

・塩

・オリーブオイル

・サトイモ

・にんにく

・鷹のつめ

・ジェノバソース(作り方 http://nomurayuuka.cocolog-nifty.c...

機‖腓な鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したらなめたら塩味を感じる程度の
   お塩を入れます。

供,好みの量のパスタを入れて、パスタの袋に記載されている時間のちょっとだけ
   少なめの時間ゆでます。(15秒〜20秒ほど)入れたらかき混ぜてください
   (この時に麺同士がくっつきやすいので。)

掘,罎任討い覺屬剖颪鮑遒蠅泙后
   サトイモは蒸しておく。(めんどくさい人はラップでチンしてしまいましょう。)
   輪切りにします。鷹のつめも種をとって、輪切りに。
   にんにくはみじん切りに。

検.侫薀ぅ僖鵑法▲リーブオイルを入れて、にんにくを入れてから
   弱火にかけます。  薫りがたってきたら鷹のつめとさといもを熱します。
   
后‥鬚濃間になったパスタを一本味見してみて、ちよっっとだけ固めでOKそうだったら
   パスタを犬離侫薀ぅ僖鵑砲い譴董▲献Д離丱宗璽垢鮟个契砲靴澆擦再れましょう。

此|羃个砲靴董▲献Д離丱宗璽垢鬟僖好燭閥颪僕蹐瓠△罎能舛膿ばしつつ
   好みのジェノバパスタの外見に仕上がったら出来上がり

(何度も作っているのに、写真をことごとく撮るのを忘れてしまいました
以後、気をつけます)