ショートフィルム・クリスマスイベントにトークゲストで出演します!

☆クリスマスイヴの前日、みなとみらいのショートフィルム上映映画館「ブリリア」にて行われるイベントにトークゲストで登場します。

みなさん、是非遊びに来てくださいね!



〈野宮真貴 × 南美布 × ショートフィルム〉
〜大人のラグジュアリー・トークイベント〜

“音楽と恋とショートフィルム”をテーマに
クリスマスショートフィルムを観ながら、大人の恋や、音楽と恋を語ります♪
クリスマスにぴったりの
大人のラグジュアリーな夜を過ごしませんか。

■日にち:2009年12月23日(祝・水)
■時間:17:30〜
■チケット:前売¥3,000/当日¥3,500
■チケット発売日:発売中


(以下もご覧ください)
イベントページ
http://www.brillia-sst.jp/event/20...

シアターHP
http://www.brillia-sst.jp/

BEHIND THE COOLNESS〜連載リスタート第二回

  • 野宮真貴 公式ブログ/BEHIND THE COOLNESS〜連載リスタート第二回 画像1
  • 野宮真貴 公式ブログ/BEHIND THE COOLNESS〜連載リスタート第二回 画像2
  • 野宮真貴 公式ブログ/BEHIND THE COOLNESS〜連載リスタート第二回 画像3
−−実際のステージではトラブルはなかったですか?


野宮 劇場に入ってみないと、わからないことがいくつかあるんです。まず、舞台の背景にあったスクリーンは大きすぎてリハーサルスタジオでは再現できない。映像は事前にコンピューター上で確認はしていて、前もってシミュレートすることはできるけど、現場に入らないとそのスケール感はわからないから。今回の演出では映像とシンクロするシーンがいくつかあって、それは劇場に入って初めてタイミングをとるしかない。それはちょっと難しかった。


湯山 スクリーンに映したスチルの前で野宮さんがポーズをとる演出があったでしょ。あれも問題なくうまくいったと思う。だけど、「そもそも」って話なんだけど、そういうキメキメの場は歌詞間違えたら一発でダメになるんだけど、よく忘れないね、いろんな曲の歌詞を(笑)。


野宮 結構間違えてるかもよ(笑)。不思議なのはリハーサルで間違ったことがないところを本番になると間違えるんだよね。


湯山 この前『Numero』の取材で、パーティ特集の一環でカラオケを取り上げるとになって、私が架空のカラオケパーティを主宰することになった。そうしたら、マイクがあるので「歌って!」ということになったんですが、私ほどのカラオケ・クイーンにして、はっきりわかったことが、 画面の文字を見ないと歌えない、ということ。撮影で画面バックに歌ったものだから、もうタジタジ。空で歌うとなると視線が定まらないのよ。


野宮 なに歌ったの?


湯山 洋楽ロック専科なんで、いつものツェッペリンだよ。でもボロボロ(笑)。レベルの低い話でもうしわけないんだけど、カラオケがうまいひとがステージでちゃんと歌えるかといえばまったく違うからね。そうそう。音楽はどうだった?


野宮 今回音楽を担当してくれたのはこのリサイタルのためだけに結成されたユニット「キクチモモコ」の菊地成孔さんと元FUTONのモモコモーション。打ち込みベースだったけど、ドラムはナマのバンド形式。最初は曲だけお願いする予定だったんですけど、菊地さんもモモコさんも舞台に出てくれることになった。


湯山 実際、ステージはバッチリでしたね。見せ方を知っているふたりだから。


−−最初に電光掲示板に文字が流れてきたじゃないですか、あのテキストは誰が書いたんですか?


野宮 あれは演出の林巻子さんが、辛島いずみさんにオーダーして書いてもらいました。


湯山 テキストが時代を表していましたよね。


−−あれはおもしろかったですね。


野宮 よかった。ちょっと笑えるような要素も入っていたから、どうかな?と思ったけど、あえて入れることに最終的に決めたんですよ。とくにオープニングの演出は笑いを意識していなかったから。


湯山 あれはお笑いじゃなくユーモアの範疇。丸山敬太さんの衣装もよかったよね。


野宮 倉庫に眠っている膨大な量の(丸山)敬太さんのアーカイヴを、各アイコンのイメージに合うものを敬太さんとピックアップして、足りないものはヴィンテージショップで一緒にさがして。このリサイタルのために新しい衣装も作っていただきました。毎回恒例になっている姫ドレスは、今回はとうとう電飾が入りましたよ (笑)


湯山 それほど難しい仕掛けじゃないけど、業者に頼むと高くつくから、あれもマニファクチャーなんだよね。衣装部のスタッフはすばらしかった。野宮真貴のリサイタルはライヴと演劇とファッションのショウが絡んでいるわけだから、舞台裏は本当に大変なんだよね。とくにフィッティングは重要。リハもほとんどがフィッターとの段取り確認でしたからね。


野宮 ストップウォッチを片手に、早着替えだけの練習もします。お見せできないけど舞台裏はすごいことになってます(笑)。


湯山 私は、本番中は受付にいることが多いからステージにはあまり立ち会えないけど、リハを見る限り、野宮さんはそんな様子を微塵も感じさせず、淡々としているよね。


野宮 本当は緊張してるんだけど、とにかく段取りやきっかけが多いので、平常心を保たないと歌詞もタイミングも全部飛んじゃうから(笑)。精神力でクールを保ってるという感じかな。過去二回のリサイタルは、初日は本気で逃げ出そうかと思ったほど緊張してた。だけど今回は一日勝負だったからそうもいかない。 今回精神力は鍛えられました。

〈Beautiful People〉への道をふりかえって〜連載リスタート第一

  • 野宮真貴 公式ブログ/〈Beautiful People〉への道をふりかえって〜連載リスタート第一回 画像1
たいへん長らくお待たせしました!

9月22日のリサイタル〈Beautiful People〉を終えた野宮真貴さんと、プロデューサーの湯山玲子さんの対談ブログが本日よりはじまります。
あの舞台の裏側ではなにが起こっていたのか?
お越しいただいた方はもちろん、残念ながら見逃した方にも興味津々のトーク、スタートです。


−−9月22日のリサイタル〈Beautiful People〉、おつかれさまでした。


湯山 リサイタルも今回で三回目なんだけど、野宮さんのリサイタルって歌舞伎化してるの。一、二回目にはなかったことなのだけど、シーンごとに大向こうの声が自然とかかるのがすごかった。最終回そういうことになっていたんだけれど、今回は最初からそのテンションだった。


野宮 一回目のときはリサイタルといっても、あそこまで作りこむ舞台をお客さんも想像していなかったと思うんですね。もっとライヴっぽいステージを想像していたというか。曲によっては立ち上がって「踊りたい」というお客さんの声もあったんだけど、三回目になって、野宮真貴のリサイタルがどういうものか浸透した気がします。


湯山 座って見てていいの? なんていうとまどう業界の人たちも多くて。案外、彼女、彼らは舞台やお芝居、ステージショーをちゃんと観たことがないのかも、なんと思ったりして。


野宮 意外とお芝居を観ているひとはすくないのかもね。


湯山 「クラブやパーティしかいったことないの?」っていいたくなったけど、「よく考えるとそうかも」みたいな(笑)。お芝居に親しんでいる人たちは、クラブやパーティの世界を知らないし、その逆ですね。選択肢が増えると逆にジャンルが固定化してしまう。そういう意味では、こういった、リサイタルは両者をブリッジする役割を果たしているのかもしれない。


−−三回目になると、恒例な感じがありますよね。


野宮 「年に一回、野宮真貴のリサイタルがあるんだ」って心待ちにしてくれているファンも多いし、オシャレして行くんだって楽しみにしてくれてる。


湯山 今回はプレイベントもいくつかやったからね。アマランス(・ラウンジ)という、野宮さん行きつけの、私たちが「夜の実家」と呼んでいる(笑)場所でのパーティと、歴史に残る二丁目のパレード!


野宮 二丁目からどれくらい来たのかな?


湯山 リサイタル常連のゲイのツインズは、昼と夜どっちにも来てた。彼らは毎回テーマを決めてとっても、知的かつユーモアあふれるオシャレしてきて、前列に陣取るんだよね。


野宮 マチネは最前列だったよ。ソワレではもうちょっと後ろだったけど、目立つからステージからでもすぐわかる(笑)。


湯山 その子たちに聞いたら、あのパレードは二丁目でも話題になっていたみたい。


野宮 ピチカートの曲で号泣してたよ。いろんな思いがよみがえったんでしょうね。


−−ステージから客席をよく見ますか?


野宮 暗いので最後尾までは見えないけど、前から10列目くらいまでは舞台の明かりで見えるの。私は、誰かに視線を定めないと歌えないから。でも、なるべくお客さんすべてに届くように、隅々まで見るようにしている。今回も「目が合って嬉しかった」とか「自分だけに歌ってくれているみたいだった」と何人かに言われたよ。今回は、前回までの会場だったスパイラルの倍のキャパシティだったから、不安もあったけど、きちんと届いたかなと思ってます。


湯山 (恵比寿)ガーデンホールは広すぎるという感じはしなかったね。


野宮 最初は広いかと思ったけど、お客さんが入るとそうでもなかった。逆にお客さんが近く感じた。ステージから見ても気持ちよかったですよ。

Beautiful Rockers〜連載第1章最終回

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野宮 この間、名古屋に二人呼ばれて読書会をやったときに、ドレスコードをつくりましたよね。バルドーとかヘプバーンとか、今回の『Beautiful People』で私が演じる女優の中で何人かをそのままドレスコードにして。そしたらお客さんに「初めて付け睫毛をつけました」とか「あんまりお金はかけられないけど古着屋さんで60年代の古いモデルを今日のために買ってきました」と言う人がいて、そういうのはすごくカワイイよね。


湯山 男の子もいたよね。男の子のドレスコードはチェ・ゲバラにウディ・アレンにマルコムXだったっけか。そしたらギンズバーグっぽい黒縁のメガネをかけた人もいて。それから、着物を着てきちゃった人もいたよね(笑)。


野宮 でもその子は、「みんなそうやってドレスコードのスタイルで来るだろうから、逆に着物を着ることで目立つかなと思って着物にした」って言ってたから、それもアリだよね。


湯山 もっとすごかったのは、前列にとてつもない美人軍団がいて。


野宮 そうそう。


湯山 こーんな巻き髪で顔もすっごいキレイな3人組でね。すごいカービーボディでさ。露出したデコルテがパーリィに光っていて、お手入れマックス。


野宮 素人さんじゃないよって感じの(笑)。モデルみたいな3人組。ひとりはどうも、ニューハーフかも? みたいな。


湯山 そうだったのよ! 3人ともニューハーフだったの。


野宮 うそ! 3人とも!?


湯山 主催者が来場者アンケートを配るときに、声が男だったと(笑)。さすが、野宮さん! 彼いや彼女たちのお手本になってるってことでしょ。それはそうと、ファッションってさ。身だしなみや個性の表現としてだけ、認知されているけれど、もうひとつ忘れちゃ行けないのが、“遊び”の部分なんだよね。遊びは、周りに凄く溢れているように見えるけど実はそうではなくて、全部「もらうサービス」なのよ。フジテレビのあそこに行って何かしなさいとか。あれを遊びと言っているけど私たちからすりゃあんなの遊びじゃないよね。


野宮 遊びじゃないよ。自分で何かをつくるというか、その場を楽しむためのマイ・ルールみたいなものを考えるとか、それはドレス・コードだったり、昔はツバキハウスとかに……。


湯山 ニューヨークのStudio 54とか。


野宮 そうそう。まず、ダサいと入り口で跳ねられる。 それくらいのところがあるといいですよね。みんな選ばれるために、背伸びしてオシャレしようと頑張るじゃない。私がツバキとかに行っていた頃はそういう感じがあった。みんな格好良くて、憧れて、お洒落して。そうすると仲間に入れてもらえるっていう(笑)。


湯山  80年代は、すごく差異を楽しむリテラシーがあったんですよ。むしろ、強迫観念みたいに。人と違っていることに価値がある。


野宮 だって、ロックってそうじゃない? 私たちロックですから(笑)。

※いよいよ本日(9月22日)恵比寿ザ・ガーデン・ホールで〈Beautiful People〉開催! ご期待ください!

ドレスコードは…〜連載第4回

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湯山 今回のプロモーションで新宿ニ丁目の最後に行ったのが、「bar非常口」というお店の『fancy HIM』というムチャクチャおもしろいパーティ。最近のクラブシーンでは、あそこ以上のパーティーはない、と断言できます。


野宮  2丁目なのにストレートの人も多いし、ミックスなんだよね。年齢は結構若いんだけどその中に私たちみたいな人もいる(笑)。本当に音楽とかファッションが好きな人が来てて、とにかくおもしろい人がいっぱいいる場所。それは、私が80年代にツバキハウスとかに行っていた頃の感覚に近い。


湯山 そう。そうなの。だからそこのファッションも、そこで流れている音楽と一緒で雑多なのかなと。それから「CANDY」という、新宿の二丁目のちょっと外れたところにあるブランド・ショップにも立ち寄ったけど、私は久々に衝撃を受けた。なんだ、やっぱり東京のストリートファッションって、面々とクリエイティブの血脈があるじゃないか、って! 店員の子たちのキメぶりも含めて、超カッコいい。


野宮 ヤバイよね、あの子たちカワイイよね。昔で言う「とんがりキッズ」だよね(笑)。


湯山 いや、びっくりしたわ。私たちの若いときも原宿や新宿でコレに出会って、いろいろと開眼したんですよ。と同じ感覚だよね。そこに行ったら美しい生き物が生息しているっていう感じ。


野宮 そうそう。ツバキに行けば、というのと同じだよね。当時はそういうファッションの人たちがいっぱいいたんですよ。自分で工夫して、誰にも似ていない人が目立つ。みんな競い合っていて。


湯山 『スタジオ・ボイス』の最終号、菊地成孔×湯山玲子連載対談でも「ゼロ年代は80年代の再現だ」と話題にしたけど、CANDYを見たら本当に80年代的なものがいままさに形を変えて出てきているんだと本当に思った。いまのエレクトロみたいな80年代のプラスチックな感じは、今後、世の中が続く限り、浮き沈みはあるけど、多分絶対に未来永劫続いていきますよ。あるタイプの人間はそこでしか生息できないのよ。ヒップホップもそういうところあるじゃん。


野宮 私も絶対にそういうのが自分の中にある。


湯山 捨てないでしょう? 葬式もピカピカしていてお棺はプラスチックにスワロフスキーでしょう(笑)。ファッションにはそういう自己表現の力、人と違うことに価値を見出す力があると私も信じているけど、若い子たちはもう信じていないのかな? でも、野宮さんのファンは20代も多くて、そういう子たちがイベントに来るよね。普通の子なんだけど、帽子をかぶってみたり、カラータイツをはいてみたり、一生懸命ファッションで遊ぼうとしている。

野宮 別にいいの、ダサくても。その子が工夫して「これにはこれを合わせてみようかな」とか「いつもは着ないけど今日はイベントに行くから着ようかな」とか、そうやって工夫する気持ちがあればいいんですよ。それがちぐはぐでちょっと「え?」っていうのでも、「お洒落しよう」とかチャレンジする気持ちがあればね。

※写真上「CANDY」の面々と(Photo_Naomi Kinoshita)。準備も佳境にはいり、明日(22日)はいよいよ〈Beautiful People〉本番! 連載対談も大団円に向かいます!