遅咲きの脳みそ

難民支援協会(JAR)主催の
難民アシスタント養成講座基礎編に行ってきました☆
(ここに無料塾の行ってみようのリンクをはってください☆)
過去にも移民・難民系の様々なシンポジウムに参加してきましたし
参加費12,000円はちょっとハードルが高いなぁと躊躇した事もありましたが、
12,000円以上に価値のあるみっちりとつまった2日間の講義で、久々に心が躍ってしまいました。

今まで、「難民が日本で安定して暮らせるようになるまでの道のりは相当ハードだなぁ」と
漠然とした感情論で理解していたものが
今回、国際法・入管法・申請者が利用できる社会保障制度を具体的に学ぶことができ
難民の方々が抱える問題の論点を時系列別にはっきりと整理・理解することができました。
(講師の方が素晴らしかったのだと思います。)

学生時代に法律を勉強した時は、論点整理の仕方がいまいち苦手で、
テストの度に、心やさしい優秀な友人たちからご教授をいただいて、なんとかパスしてきました。
授業も、なぜか得意だった手形法を除いては、正直「細かすぎてつまんない・・・。」という感想しかなかったです。
そんな鬱々とした気分を晴らすために、自由闊達に意見を言える国際関係や政治系のゼミにばかりせっせと顔をだしていた
意味不明な私法コースの学部生でした。

ところが、約10年ぶりに国際法に触れ、自分の脳が成長しているのを実感しました。
漠然とした問題から要件をひっぱりだし、定義にあてはめて解答を導く・・・。
パズルみたいで、なんておもしろいんでしょう♪って目から鱗でした。
10年前はあれだけ嫌悪していたのに・・・。

人間の脳は13〜15歳に単純記憶の回路が一番活発に動いて
18〜20歳でそれぞれの記憶回路をつなぐ動きが活発になると聞いたことがあります。
なので、中学生の間に詰め込めるだけ知識を詰め込んで、大学に入ったら、それらの知識を統合的に組み合わせ
知識から知恵を生み出す回路を発達させるというのが、人間の脳の理想的な成長シナリオだと思っていました。
したがって、20歳が脳人生のMAXだと思っており
20を過ぎた大学3年あたりから「授業がつまらないから、私は法律に向いてないんだ〜」
と感じ、あっさりあきらめて、テストにパスするという目的以外の勉強を拒否し、もっぱらテスト前の友情関係の構築に精を出していました。

でも、20歳からも確実に脳は成長しています。
30歳になった今の方が、より明晰に脳が動くようになっている事を実感しています。
社会に出て、自分とはバックグラウンドの違う人たちとの会話の中で
「かみ合わない」「どうして私の言う事を誤解するの?」と、日本人同士なのにコミュニケーションがうまくいかないことに悩み
それでも、みんなと協調してがんばろうと、試行錯誤を繰り返したこの10年で、ものの視野が格段に広がったんだろうな〜と
勝手に結論付けちゃってます。

難民講座の内容とは、全くずれてしまいましたが、
この2日間で、生涯学習の意義をかなり感じました。
そして、これからも、もっともっと脳を活発化させるようにいろいろな思考回路と文化をもった人と出会い
多元的に物事を理解できる深さを身につけていけたらいいなと思いました。

脳の成長スピードには個人差があります。
身長の伸びが止まるのも遅かったし、足の大きさも20代後半まで成長し続けたし、
きっと私は「遅咲きの脳みそ」だと信じて、これからも、努力していきたいと思います☆