摂食障害を治すコミュニケーション

こんにちは


ここ何週間か、土日関係なくどあーーーーーっと休みなく動き回っていたので今日は久しぶりにOFFでしたの


まあ主婦に真のOFFなんてないんですけど、そうは言っても今日はゆっくりです




さて、私のところにやってくる摂食障害のクライアントさんを見ていると、本当に

「みんなイイコだにゃあ・・・




と感心してしまうことが多々あります。

そう、摂食障害の子って、いい子なんです。

イイコすぎるから、「怒り」が内にこもって、その「怒り」を持つことへの罪悪感が例えば過食を生み、

イイコであるからしてずうっと優等生でやってきた彼女に浴びせられた心ない「デブ」の一言が、真面目で粘り強い彼女が太ることが心配で、拒食になったりするのです



過食のM子さんの場合


(怒り+罪悪感)+体形へのこだわり=過食の例

M子さんは、卒論の提出が近いので忙しい毎日でした。
でも、親友が「どうしても相談したいことがあるので会って欲しい」というので、無理をして会うことにしました。

でも、その友達は待ち合わせの時間になってもやってこなくて、結局30分近く遅刻をしてきました。親友は「ゴメンネ〜」といっていましたが、「大丈夫だよ!」の笑顔もひきつりました。

そして実際話は何かといったら、M子さんにとってどうでもいい、グチだか自慢だかわからないような話でした。

無理して時間を割いたのに、遅刻して来たことも軽くすませた友達に腹が立ちましたが、そのくらいで腹をたてる自分に対して「人間として器がちいさいな」と思いました。

その日、帰宅したM子さんはひどい過食をしました。



拒食のY美さんの場合

(心配性)+(粘り強さ)+体形へのこだわり=拒食の例


Y美さんは、こどもの頃から手のかからない優等生でした。
ママも「Y美は良い子だから大丈夫」が口癖でしたので、Y美さんは、その期待に答えているかしらという心配がありました。
そしてママは、Y美さんの悩みや話しを聞くというより、いつも自分の話しばかりしました。

Y美さんは、ママの話をきけば聞くほど、ママの人生の苦労が見えて、自分の話などできなくなってしまいました。

そんな中、クラスメイトに言われた「デブ」という一言がきっかけで、「やせてきれいに」というより、痩せれば批判的なことをいわれないだろうというとこから、拒食になりました。
もちろん、母親に対してのハンストの意味もあります。



共通しているのはむかついた自分が恥ずかしいとか、私も悩みはあるのにいえないとか、そうした自分の【ネガティブな感情】をきちんと処理できていないことがあります。


ネガティブの処理方法は人それぞれですが、少なくとも相手を攻撃するという方法は、摂食障害の人にはできません。

出来たとしても、その後深い罪悪感が訪れ、さらに症状は悪化します。


ネガティブな感情は、感情は自分で処理するもの、それができなきゃ人間失格、みたいな信仰はえせヒューマニズム的に蔓延しています。


では、ネガティブな感情と付き合うにはどうしたらいいでしょう?




ネガティブな感情を手放すには、「それは当然なこととして認める」ことです。

ネガティブな感情は生まれつきそなわった自己防衛本能であり、「いやなことがあったらいやな気分になる」のは当然のことですよね。

それを否認しないこと。

怒りを否認すると、蓋をされたまま熟成していって、そのうちガスが大爆発します。
体形へのこだわりがくわわれば、それが摂食障害と思ってください。



「どんなに親友でも、自分にたいする配慮がたりない。彼女は自分を大切に思っていないのは?」

「どんなに自慢の娘でも心配事もあるし欠点もある。母は自分が完璧でなければ愛してくれないのでは?」


という、怒りの奥に隠された、本当の理由を相手にきちんと伝えることです。
これは攻撃ではありませんから、罪悪感もありません。


M子さんの親友は、「そんなことない、自分はMちゃんを本当に大事に思っている。あの時は遅刻して頭があわててしまっていた。ほんとうにごめんね」
といってくれました。

Y美さんの母親は、「自分の話ばかりして申し訳なかった。ママはY美が出来が悪かったって、とても好きなのよ。」といってくれました。




このことがきっかけで、コミュニケーション仕方をまなびながら二人の摂食障害はすこしずつ回復しているようです。





これは、ほんの一部です。


世界中にたくさんいる、一人で悩んでいる摂食障害の女の子(最近は男の子もふえました)に読んでもらえれば幸いです



では、またね


 
  • コメント(全7件)
  • けめ †そろそろ卒業† 
    10/25 19:46

    拒食症は精神科医の領域であり、カウンセラーは補助的サポートに尽きるのではありませんか

  • ☆☆☆Яцι☆☆☆ 
    10/25 19:49

    生きてること
    毎日が辛いで

    逃げ出したい
    消えてしまいたい

  • りん 
    10/25 22:02

    精神科に行っても話を聞いてくれるのはほんの少し。お薬はくれますが「薬で症状はやわらいでも根本的解決はしない」と担当医にいわれ、カウンセリングを始めました。
    カウンセリングをうけて良かったです。カウンセリングは今や私にとっては薬より主です。

    精神科も先生によるけど私にとっては薬をくれる人かな。


  • 黒ネコ 
    10/25 22:14

    まさにその通りです・・・自分で自分をいぃヒトだとは思いませんが、いぃヒトのフリをしようとするからストレスが過剰になっておかしくなって人間関係がうまくいかなくて毎日過食です。そしてそんな自分がイヤになって消えたくなります。私なんか生まれてこなければよかったと思います。
  • みぃ*mi。*゚[ハコニワ以外お断り] 
    10/26 00:57

    大変参考になりまし
    ありがとうございました


    適応障害になってしばらくたちました
    あるとき、鬱っぽい
    と言われてしまいました

    これって鬱病に移行したってことですか??

    先生に聞けよって感じですよね、すいません

    でもタイミングを逃してしまったので聞きづらいです
    もしよろしければ、お答えお願いいたします

    あと不眠のこととか
    薬の依存性?はないのかとか 気になることはいろいろあります

    たくさんになってしまいました

    よろしくお願いいたします

  • ひとすぃ 
    10/26 06:16

    イイ子でいたい気持ちも分かりま
    けど自分を認めてくれる人がいるとどんどん自己確立されま
    今でゎ自分自身人間小さぃコトを認めてシビアな発言もしています

  • 中野とも子 
    10/31 18:11

    皆様、コメントありがとうございます。
    ご質問の件ですが、適応障害から鬱に移行したのか心配なのと、不眠や薬の依存性についてご心配とのことですね。文面だけではわかりにくいので、ご自分が心配していることをそのまま、かかりつけの先生に聞いてみてくださいね。
    ききにくくても、自分の大事な身体と心の問題なので勇気を出してね!
    また、お薬を出してもらっている医療機関ではカウンセリングも並行していますか?カウンセリングとお薬の両方でバランスをとっていくのも良いとおもいますよ。
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