2014/03/20 石破茂幹事長ぶら下がり

石破茂幹事長 ぶら下がり
(平成26年3月20日(木)18:25〜18:31 於:衆議院第2議員会館515号室)

【質疑応答】
Q: (代表質問)テレビ朝日の水頭です。先程の参議院本会議で平成26年度予算が成立しました。戦後3番目のスピードでの成立となりましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
A: 別に早ければ良いというものではありません。衆参とも充実した質疑、そしていろいろな意見が述べられ、十分な審議の上で成立したものだと思っています。私どもとして、平成25年度補正予算と併せて、早期に成立させ、早期に執行する。そして、それが年度内であっても、国民の皆様方にそれが伝わることによって、我々の政権が実現しようとしている景気の好循環、消費税が引き上げられても経済が回復基調から外れないということを実現するために必要なものだと思っておりまして、ご審議にあたって、ご努力なさった皆様方に心から感謝いたします。

Q: (代表質問)テレビ朝日の水頭です。予算規模も過去最大となっていますが、幹事長のご所見をお聞かせください。
A: これは財政規律に配慮しなければなりませんが、まず景気を回復基調に乗せるために、必要な予算は組んでいかなければなりません。機動的な財政出動、そしてまた大胆な金融緩和によって、経済がここまで来ているわけで、この流れは止めてはいけないと思っています。それから社会保障制度の改革をきちんと行い、財政規律を確保すること、あるいは財政出動や金融緩和のみならず、第3の矢と呼ばれる規制緩和を中心とした改革に果敢に取り組みたいと思っています。

Q: (代表質問)テレビ朝日の水頭です。4月以降、集団的自衛権の議論など、与野党で協議していていく大きな課題がありますが、これにはどのように対応していくのですか。
A: これは、国民の皆様方が一番望んでおられる経済の回復を第一義にしていかなければいけません。しかし、ウクライナ情勢とか、あるいはわが国の周辺の情勢を見ても、時代は変わってきている。何よりも紛争を起こさないために、戦争を起こさないために、時代に合った体制の整備は必要だと思っています。優先順位を間違えることなく、しかしながら、時代の要請に必要なものは必ずやるという両方の思いを持ってやっていきたいと思いますし、自民党内においても、きちんとした共通の理解を得る。そして、そのことが公明党や野党の皆様方にもご理解を求めるために必要なことだと考えています。

Q: NHKの西井です。予算が成立して、後半国会では、どこに力を入れて、審議していきたいとお考えですか。
A: これは規制改革やエネルギー基本計画をどうするかということも必要です。あるいはTPPの進捗を巡って、そのあり方、農政改革等も議論されることになりますし、この国会中に、安保法制懇の報告書が出るか出ないか、今の時点で断言できませんが、集団的自衛権のみならず、安全保障について、広く理解を得るための議論は必要だと思っています。経済の再生に向けた流れの議論も必要となるでしょう。社会保障の改革もそうでしょう。そうすると全部ではないかということになりますが、それぞれの法案審議を通じて、あるいは一般質疑を通じて、そのような論点を深めていくことが必要だと思います。

Q: 朝日新聞の三輪です。集団的自衛権のスケジュールについて、確かに安保法制懇の報告書がいつ出るかわからない状況ですが、党としても、解釈変更を閣議決定するならば、事前に与党で審議するとおっしゃっています。どのようなスケジュールでやっていきたいとお考えですか。
A: 報告書がいつ出るかわかりませんので、それが出るのを待ってからという話をするつもりはありません。来週にも、総裁直属の機関が発足し、議論を深めることになります。やはり、今まで議論に参加できなかった方、当時現職ではなかったとか、他の仕事を抱えていたとか、そういう方々が多数おられますので、議論をすることによって理解を深めることには大きな意味があると思っています。いつ報告書が出るかわかりませんが、共通の理解を得る努力は精力的に行い、理解が広まることは早ければ早い方が良いと思っています。
(了)