アブない一般人(?)のボランティア日記

  • 前野重雄 公式ブログ/アブない一般人(?)のボランティア日記 画像1
すっかりウチのHPを全面的に更新せなばならないために、このところこれへの時間を取られて対外的には死んでいる。

それにしても『マエノはどうしているんだろう』と」心配して(遺産目当て? 笑)なのか、すっかり留守中のここにも多くの胴死が訪ねて来てくれた足あとにちょっと感激。

もうちょいで復帰できますので、来週のその時まで。

代わりにボクの後輩で、所沢で居酒屋をやっているワケあり熟年(笑)がたまにはいい事をやりたくなって東北へ行って来たその報告をくれた。
また感激だった。

この男はボクのひと言で立直り「今」生きている男なのだった(ウソ)

ボクの誇れる後輩…、これではボクも劣勢なのできょうからこいつをセンパイと呼ぶことにしようと思う。
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石巻ボランティア活動報告

6月12日 午後10時集合
      総勢36名 元国会議員・市議会議員・外国人2名・極真館空手師範2名・普通の方々数名・普通でない方々多数と多士済々
      観光バスで30名の予定だったが、人数も多くなり備品も多いため数日前に後輩のM沢が急遽もう1台バスを用意するとのこと

      M沢君が黒のダボシャツで登場・・・用意したバスが紺色のどう見たって右翼の移動バス・・・全員目が点になる・・・
      リーダーのK平が「バカヤローM沢 そりゃどう見たって右翼の街宣車みてえじゃねえか、さすがの俺も照れちゃうよね」
      「いや、車検が切れてるんで向こうで車検取って寄付しちゃおうかと思ったんすよ」と災害支援車という垂れ幕を貼っていた
      てな訳で、まいいかとばかり恥ずかしいバスには若手を中心に乗せて出

      車中寝ていくのかと思ったら酒盛りが始まり、ほとんど寝ず

6月13日 午前4時石巻着 道の駅で時間調整 今回石巻にしたのは後輩のK原のおやじさんが石巻出身で兄弟・従兄3名が亡くなられたため

      午前7時 K原の従兄が市役所に案内 支援物資などを降ろし先発した軽トラ・借りた軽トラに分乗し出発
      1班は比較的体力のない普通の方々3名 バスで避難所に向かいお年寄り50名を本日我々の泊まる松島大観荘で入浴ご招待
      2班も比較的普通の方々 集められた想いでの品々の清浄作業
      3班は比較的体力があり普通でない方々 瓦礫の撤去・土木作業 担当した地区が谷地地区という集落

      谷地地区は海岸から5K程の山間の集落で、川の堤防が津波で決壊 集落全体が被災
      午前中は、市の職員の指示で道路・公園・山の中などに散乱した瓦礫の撤去作業 なんか産廃の清掃作業みたいでイメージしてた作業と若干違う
      市の職員の指示も事務的で違和感を感じる

      公園の倒壊したフェンス20M程を人海戦術で直し終わり、その公園で昼食となる際リーダーのK平が市の職員を捕まえ
      「おう おめえ俺らは産廃の掃除にわざわざ来た訳じゃねえんだよ。おめえの事務的な指示も気にいらねえし、おめえはもう来なくていいから
       この地区の区長を紹介しろよ」市の職員目が点
      区長 登場 「おっさんよ〜 この地区で人手が足りなくて困ってる人はいねえのか?俺らそういう人の役に立ちたくて来たんだよ」
      「ボランティアの人は結構来てくれたんだけど、ほとんど市の職員の指示で道路・河川の瓦礫の撤去で終わっちゃうだいねえ。
       ウチの親戚の建設会社で気の毒な人がいんだけど、あんたらあ 手伝ってくれっかぁ」

      という訳で建設業浮津組社屋へ移動 出てきた社長目が虚ろ
      話を聞いてみると 末っ子の5年生女の子が学校で津波に遭い10日後に発見されるもまだ葬儀が終わってないという
      おやじは涙をポロポロこぼしながら「情けねえとは思うんだけんどよお 心にぽっかりでかい穴があいちゃってよお なんも手つかずなんだわあ」

      調べると事務所・広大な作業場はへどろだらけ・・・全員一致で この作業場のヘドロの撤去・重い重機・道具などを外へ運び出すことにした
      実際作業は大変で、持参した一輪車10台・スコップ30本などが多いに役立つ
      隣のヘドロを被った畑の除去作業を一人でやっていた婆さんの畑も全部請負 作業が終わったのが夕方5時

      この一連のきつい作業で大いに活躍したのが我が極真館 千野根師範と中根指導員・ジェイクとサイモンの外人部隊・初対面の刺青土方の面々
      この面々はパワーも群を抜き、俺らが二人がかりで持ち上げられないヘドロにつかったチェーンの入った箱などをいとも簡単に持ち上げる

      千野根師範は42歳で比較的若い部類だったが、俺の師範ということで普通でない方々全員が「先生 先生」とたててくれた

      長時間の作業はとてもきつかったが作業終了後ヘドロだらけのブーツを洗ってると刺青土方野郎が跪いて俺のブーツを洗ってくれようとした
      「よお いいよおめえだって疲れてんのによ おめえどこの者だ」「Tさんのところから参加させてもらいました」
      「おめえ 顔は怖いけどホントいいヤツだなあ」ってハグしてやったら「俺 人の役に立てて嬉しいっすよ」って涙こぼしてやんの
      俺まで涙がこぼれっちゃった・・・

      持参した一輪車・スコップなどはK平の判断ですべて建設会社のおやじに近所のも分けてやれよと寄付 

      おやじは泣きながら「ありがてえ ありがてえ 俺頑張るよ」隣の婆さんも涙ぼろぼろこぼしながら手をあわせて見送ってくれた

      途中までついてきた区長が「いやあホントの助かったわあ あんたがた指名すんのはどうやってやんのよお」
      K平が「区長よお キャバレーのホステスやコンパニオンじゃあねえんだから俺らを指名するわけにゃいかねえんだわ 縁があったらまた来るよ」と別れてきた

写真:本文とは何の関係もありません

 
  • コメント(全6件)
  • 前野重雄 
    6/19 12:46

    本当にアリガたい
  • りん丸 
    6/19 13:15

    おおっ
    前野さんが更新されている!と思い、夜にゆっくりご拝読を…と更に思い、写真
    てタイル?となんとなく思って…
    前野さんご自身のコメントで吹きました

  • ダヤン(とジタン)⇒年明けは、当分残業 
    6/19 13:31

    ういうところでは、“普通でにゃい人達”の方が、ずっと役に立ったりするんですよね。人それぞれに、その人に合った役割ってものがあるってことですにゃ。



  • オトー 
    6/19 20:58

    極真館の方がいると読んですぐに瓦礫を叩き割るという安易な妄想をしてしまった自分が恥ずかしい
    刺青の方はみんな悪い人だと思ってましたが、ホント人は見かけによりませんね


    美しいと思います
  • 空波*本業超多忙*ホウチミン師 
    6/20 12:13


    前野ッサン更新してた



    仕事おわった
    じっくり読むことにしよ


    お体にお気をつけて

  • 空波*本業超多忙*ホウチミン師 
    6/21 15:05

    本当に人の役に立つこと
    って
    こーゆーコトだと思います


    いっそのこと
    道徳の教科書
    どに
    のっけていいような
    気もしますよ

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