東山魁夷展

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#東山魁夷展 ラストの日に駆け込んだ。毎年やるのか、ならばまたでも、と思ったのだが、今回の東京は生誕110年を記念する10年に一度の大規模な催しだそうだ。

行ってよかった。
エネルギーが大きくて、頭がチル効果?かピリピリする。頭頂から少しひたい寄りがじんじんする。エネルギー量にくらくらする、酔ってくる、わーっと泣き出したくなり、こらえて、ハンカチを持ち歩く。

だんだんわかってくる。画伯の絵は基本、どんな絵もシンメトリーなのだ。絵の真っ正面に立つ。エネルギーがドーンと流入してくる、体の中に太い軸が立つ。

絵の前を歩けば歩いたで、木がユサユサと揺れる、木の葉が動く、空気の音が聞こえる、木と木の間に見える向こうの木が私の歩みとともに移動し、手前の木は見せる角度を変える。

画伯は自然の3日の違いを描き分けるのではないかと思う。空気がどちらに流れるのか、あと何分で完全に闇がくるのか、春先の雪だからくさっているとか、全部伝わってくる。

体の中に軸が立つが、「冬華」という白い樹とその上に雪雲りの太陽のある絵は、軸ができて、その中をエネルギーが昇って行って、頭頂からパンと抜けて、太陽の光…花火のように広がった。

画伯の描いたような絵の前にどれだけいてもあきないだろう。瞑想的でもある。

こうしたものが、これに近いものが身近にあればよいと思った。絵の前を見ているうちに知らずに寝てみたいとも思う。

絵の所蔵博物館や市川にあるという画伯の美術館を訊ねてみたいと思う。