こんばんは

大学時代、憲法の授業が好きでした。

先生が素晴らしかったのです。

当時まだその世界では若手だったものの、憲法界の若き担い手と評されていた先生は、講義も分かりやすく面白くて、それでいて鋭くて深くて。

学生のレベルに応じて如何様にも内容を変化させるし、頭脳明晰でそれでいて人柄も優しく、女子学生の人気も高い(男子学生にももちろん慕われていましたが)素晴らしい先生でした。

先生の論文はまた、文学的というか何というか、普通の法律学者の論文とはひと味違う文体で、知性とお人柄がにじみ出たとても独創的なものばかりで。

私自身、法律とは接点のない人生を歩んでいて、すっかり先生ともご無沙汰していますが、今もふと、思い出します。

先生と、親しい先輩や同級生5人位でたしか「芦部憲法を読みます会」と称して週に一回集まっては憲法を交えた雑談のような時間を過ごした時期がありましたが、とても貴重な体験だったと、今振り返るのです。

今メンバーは憲法学者をしてたり、法曹界で仕事をしていたり、震災を機に地域復興の中心的役割を担って活動されていたり、いずれもさすが、と思う活躍をされていて

私は決して優秀ではなかったけれど、先生のもとで学べたことがあるだけで、この大学に来て良かったと思えたものでした。

先生も今は別の大学にいらっしゃいますが、お逢いしたいなぁ、と思う私です。

深夜に徒然なる思い出話でした