笑点

さっき事務所のチャイムが鳴ったので出てみると、マンションの工事関係者の男性が1人。なにやら躯体の調査をするらしく事細かに説明をし出した。

しかし僕は聞いていない。
なぜならドアを開けた瞬間から
彼の携帯の呼び出し音が鳴り続けているからである。

笑点のオープニングテーマソング。

2人の男がわりとまじめな内容の話をしているあいだ中それは鳴り続ける。
永遠かのような時間が流れ、電話の相手はあきらめたようだ。

のんきな昼下がりである。
工事の内容は勿論少しも覚えてはいない。