マラウィに来て驚いたこと!

6月12日 日曜日
アフリカのことなど、何も知らずに来たわけですから、驚くことが沢山あっても、驚くことではありません。{なんて、シャレタつもり}
初めて経験することばかりですから、何だって面白く、びっくりしていたわけなのですが、その中でも深く驚き、なぜだろう?とその疑問に答えの出ないまま、いまに至っていることがあります。
それは、マラウィの村を初めて訪れた時のことです。人々の日常生活にとても興味があったので、家の中を見せてもらいました。
マラウィアンは、来る者は拒まず、というか、とても友好的なので、「キッチンを見ていい?」というと、快く見せてくれました。
そこにあったのは、石が3っつ だけでした。いわゆる台所用品といわれるようなものは何もなく、火をたいた跡があり、石の上に鍋をのせるであろう、という形、三角に石が置いてあっただけだったのです。

その後、機会があるたびに、いろいろなマラウィアンの家を見せてもらっているのですが、石が三つ の台所が多いのです。煮炊きは、木か炭ですから当然家の中に煙が立ち込めますよね。それでも、煙突などはなく、食事の支度をする女性は{男性はしません}毎日煙にいぶされながらているわけです。


マラウィには、病院もあれば、車だってなんだってあるんです。
それなのに、どうしてここの部分だけが変化をしないのか?

これは驚き以外、言葉がありませんでした。そこだけ大昔のままなんです。
なぜ?
村に住んでいる隊員たちが我が家の来ると、けんけんがくがく、マラウィアンの生活について話をしています。
貧しくて生活の改善が出来ない。確かに、マラウィは世界でも最貧国の中に入っています。が、そうとばかりは言えない、全くの無収入ではないのだから。改善することを嫌がっている?
それもあるかも。変化を嫌うような国民性があるのもたしか。でもそうかなあ?便利、ということを知らない、ということもあるのでは。などなど、見方はいろいろですが、結局はよくわからないのです。
家の中は、外と同じ地面で、ゴザと毛布しかない家もたくさんありました。

ある隊員は、「マラウィアンにとって、生活の場は外であり、家は雨露をしのぐ場所なのよ、だから家の中に何もない」といいました。
ああ、そうか、そうなのか、と、この説には、何か胸にすとんと落ちるものがありました。
あれがほしい、これがほしい、と思うよりも、いっそすっきりしていいのかも
しれない、最近はそんなことも思っています。