“愛すべき”3冠馬

  • 小堺翔太 公式ブログ/“愛すべき”3冠馬 画像1
○○すぎるヤツは、嫌われる。
昔から、そんな話はよくあって。

出すぎる。
オレがワタシが、
前に出すぎると嫌われる。

カタすぎる。
真面目すぎるのも、玉にきず。
かと言って、
ユルすぎるのもいかがなものか。

人の世界は、人間の心理は、なかなか難儀だ。


競馬の世界でも、
○○すぎるヤツは嫌われる事もある。

弱すぎる…のは、
応援してあげるとして、
「強すぎる」のも、
なんだか苦手というファンの方もいる。
あれだけ強かったディープインパクトだって、
勝ちっぷりが鮮やかすぎるのがかえって…という声もあった。
実は僕も同時期は、コスモバルクばかり応援していたが
ただ決して、ディープが嫌いなわけではなくて
3冠達成の時は、鳥肌が立つ思いがしたし、
天皇賞(春)を勝った時のパフォーマンスは、ため息モノだった。

ただ、その強さゆえに“冷徹さ”があったのも事実。
他の馬たちが霞んでしまうような、鮮やかなレース運び。
なんだか、涼しい顔をして勝っているような…
いや、もちろん勝手なイメージなんだけど。


そのディープインパクト以来の3冠馬が誕生した。
オルフェーヴル。強かった。

ただ、オルフェ自身には、
ディープの時とは一味違った“愛しポイント”があるような気がする。

まずは、父親の存在。
ステイゴールドは、強いんだけど「強すぎる」わけでもなく、
かといって「弱すぎる」馬でもなく、
ちょうどいいバランスが取れた馬で、
惜しいレースを続けて、目黒記念で悲願の重賞勝ち。
場内にいたファンから拍手をもらって、
ラストランの香港ヴァーズで“羽が生えた”走りを見せて、
自身のラストをドラマチックに締めくくり、ファンの前から去っていった。

そんな父の息子が、3冠を取る。これだけで、素晴らしい。


で、最大のポイントは、そのオルフェーヴル自身のキャラにある。
レース中、コーナーを曲がりきれなかった事がある父の性格は、
確実に引き継がれていて、
デビュー戦を勝った後、池添騎手を振り落した彼は、
今回、3冠を達成した直後にも、その振り落しをやってのけた。
調教をバリバリ積んで、大きくなった馬体、
進化したレース内容で、お客さんを大いに沸かせた後、
幼い所をちょろっと見せて、ちょっとだけ微笑ましい思いにもさせて。

これを見せられて、どう愛さずにいられるか…。
“強すぎる”けど“愛らしい”馬だなと思った。


池江調教師は、親子で3冠達成。
しかも、メジロマックイーン×ステイゴールドという
家族にゆかりのある血統を持つ馬でのもの。
ダービーの時にも書いたような気がするが、
言葉の安っぽさを承知で書かせていただくと、まさに“競馬のドラマ”。
なんだか、いろいろと感慨深い3冠達成だった。


“愛されキャラ”の3冠馬、オルフェーヴル。
あらためて、3冠達成おめでとう!

 
  • コメント(全6件)
  • がーでん 
    10/25 04:21

    コメント書くためにGREE登録してしまった(笑)
    オルフェーブルはホントに強かったなぁΣ(゜д゜|||)
    振り落としたのは笑ったわ、池添とのコンビっていうのも似合ってるよね。ディープ=武とはまた違った感じで。

    ブログは陰ながら応援させてもらうとともに、オレ自身も元気をもらいつつ頑張ろうと思う!
    コサは・・・電話が長すぎる!!(懐)
  • ぷりてぃーついんどりる 
    10/25 06:48

    小さな勇姿ステイゴールドの子が大きな、歴史的な快挙をなしとけましたね\(^o^)/いやあ感動です!!おめでとおおお!!オルフェーブル

  • うめにゃωこ(inする時間ありません) 
    10/25 10:17

    昨夜NHKでオルフェーヴルを特集した番組をやってましたが、改めて個性的な三冠馬と思いました

    ワタシも、優等生より個性派の方が好き

  • milky〜は♪ママの味〜♪ま心♪感謝♪ 
    10/25 11:26

    まさに 小堺親子のように 拝見させて戴きました
    太さんは 若くして
    素晴らしい考えを お持ちですね

    私は 父上のキャラや何げに発する素敵な一言が感慨深く大好きです。きっと翔太さんも先輩や父上の教えから学び多く 素敵な方に なると 思いまし

    きっと お友達も個性派 愉しい方々なのでしょう
    おごらず 一歩づつ しっかり地に踏張って益々の発展を祈ります
    しんで

  • 小堺翔太 
    10/26 11:17

    皆さん、コメントありがとうございます
    がーでんさん、こんなところで会うなんて(笑

    >>コサは・・・電話が長すぎる!!(懐)

    こんな暴露(? 笑)ができるのも、
    彼が高校時代の親友だから、なのであります(笑)
    いろいろ聞いてもらってました。

    だから

    >>きっと お友達も個性派 愉しい方々なのでしょ

    これは、正解です。

    >>小さな勇姿ステイゴールドの子が大きな、
    >>歴史的な快挙をなしとけましたね

    昔、大川慶次郎さん
    「体重が少ないけど、大きく見せる馬がいいのです」
    という話をしていましたが
    そういえば、ステイゴールドも
    息子のドリームジャーニーもオルフェーヴルも
    そんな感じだなぁと思いました。

    >>オルフェーヴルを特集した番

    「アスリートの魂」ですよね。
    僕も見ましたが、ピョコピョコ歩くオルフェーヴルの普段の姿に
    改めて、微笑ましい気持ちになりました
    「降りるまで気が抜けない馬やなと思いました
    と苦笑していた池添騎手の言葉が印象的でした
    振り落したりしながらも、2人(?)はいいコンビですね。
  • すみ(アッシュゴールド大好き)まさし 
    11/5 10:58

    今のオルフェの活躍があるのは、血を分けた兄、ドリームジャーニーの存在が有ったからだと思います。
    これで全兄弟
    と言えるほど父と母の血統にパックリ分かれた、全く似ていない兄弟ですが、グランプリ男と呼ばれた兄を育てた経験があったから、池江厩舎の偉業も成し得たのでしょう。

    性格は、兄貴も大概悪かったですが、弟の方がやんちゃくれな気がします
    小さな兄に、見てくれの良い弟。
    この最強兄弟、メジロデュレン、マックイーンと肩を並べるかと思われます。
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