東京ダービーを見て

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東京ダービー、終わりました。

やっぱり“ダービー”は、アツいです。
日本だろうが、北海だろうが、
東京だろうが、どこであっても。
「ダービー馬」は、強くてカッコいい。

東京ダービーを制したのは、
牝馬のクラーべセクレタ。
牝馬の東京ダービー制覇は、20年ぶり。
戸崎圭太騎手は、ダービー連覇で4勝目。
川島正行調教師は、ダービー5勝目。
記録もタップリのダービーでありました。


レース前のクラーベセクレタ。
写真を見ると、
大人しそうに見えますが、
立ち上がりそうになる素振りも何度か。
羽田盃のパドックでも
チャカついていたそうですが、
これが、ダービーの気負いなのか?
というくらいバタバタ。

レースでも、1周目のゴール板前では、
高脚を使うようなシーンもあり、
引っ掛かっているのか、どうなのか。
心配になる場面もありました。

ただ、クラーべにとって、
一番厳しいレースをし、(たように自分には見えた)
追い込んでくる馬たちを尻目に1着でゴール。
今までのような、派手さこそないにせよ、
各馬がどんどん動く流れの中、追い出しを待って、
わずかとはいえ抜け出し、快勝。
やっぱり、強いんだなぁと。
強さに深みを増したような、今日の勝ちっぷりでした。


レース後のインタビュー。
戸崎騎手の一言目は「ホッとした」が2回も。
これだけの馬。これだけの人気。
「不安がない。だからプレッシャーがかかります(笑)」
とレース前に言っていたという南関東NO.1ジョッキー。
こんなところにもダービーの重みを感じるわけです。

最後は、関係者の方への感謝。
そして、ファンへの感謝。
もともと声が高い戸崎騎手が、
さらに高く大きな声で締めくくりました。
NO.1ジョッキーは、人柄もNO.1なんですね。
4回目のダービー制覇、おめでとうございます!


かなった夢もあれば、かなわなかった夢も。
2着のヴェガス、鞍上は酒井忍騎手。
厩務員は、学騎手のお父さん。
「父の担当している馬で、ダービーが勝てたら最高ですね」
親子でダービー制覇の夢は、1馬身。
0.2秒届かなかった。

3着、キスミープリンス。
パドックで一番声がかかったのが、
なぜかダービーに手が届かないベテラン・的場文男騎手。
(2着が8回もあるのに)
「的場さん、頑張ってください!」の若い声。
「的場!もう、勝っていいぞ!」の親父声。
「浦和の馬を勝たせてやってくれ!」の酒やけ声も聞こえた。
みんな分かっていて、みんなどこかで応援していた。
最後に飛んできた、キスミープリンス。3着。0.5差。

ガッツポーズを見せ、ウイニングランをする勝者の後ろで、
ひっそりと引き上げていった、赤い勝負服。
いつの日か、その日が来るのをファンはみんな待っています。

負けた馬や人たちのことが、こんなに気にかかるのも、
やっぱり、ダービーの重さなんだろうか。


ダービーWeek、残るは、あと3つ。
(“ダービー”は、プラス高知で1つ)
どの馬が夢をつかむのか、まだまだ熱い1週間は続きます。