僕は企業家ではありませんが、新しいことを始める場合、貫く勇気と熱意があれば、と思いながらやってきました。
城山三郎(作家)
『致知』1986年8月号
本田宗一郎さんに、あなたがやってきたことは究極のところ、
なになのか、とうかがったことがあるんです。
するとお答えは、絶えず洪水を起こしてきたことだ、
ということでした。
ある時期、資本金の何倍もの投資をして、欧米の一級の機械を、
設備した。
欧米に追いつき追い越すのが、日本の課題だったころです。
しかし、その機械設備を仕様書どおりに使っていては、
追いつくことはできても、追い抜くことはできない。
で、仕様書以上の使い方をする。
すると、当然壊れるわけです。
そこで壊れないように改善する。
こうして機械がもつ十の機能を十五にして使うことを可能にした。
技術力が飛躍的に向上した。
資本金の何倍も投資することも洪水なら、
そうして設備した機械に仕様書以上の機能を
もたせる使い方をするのも洪水です。
合理的に判断したら、こういうことは出てこない。
洪水には肥沃な土壌をもたらすというプラス面もあるわけだが、
半面には洪水の被害をもたらすというマイナス面も大きいので、
マイナス面だけに捉われやすい。
そういう人は事業を起こしても、あまり伸びませんね。
そうではなく、マイナス面も十分に承知している。
そのマイナス面の痛みを引きずりながら、
それでも洪水を起こすことに賭けていく。
そういう視野の広さ、懐の深さが創業者といわれる人にはあって、
それが人間的な魅力になっていますね。
本田宗一郎さんにはそれがある。
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