1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分 広島

  • 木下博勝 公式ブログ/1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分 広島 画像1
アメリカ軍が、広島に原爆を投下した日であることは、日本人ならば全員知っている事実です。





先日、僕が担当しているある90歳の女性の患者さんから驚きの事実を聞きました。ご本人の承諾を得て書かせていただきます。





 私は被爆者なので体が弱いのかな。戦後72年間、家族にも話した事はありません。72年たって、ようやく少しだけ話す気持ちになりました。


 私は当時、女子挺身隊として広島市内におりました。脚気になってしまい入院していたのですが、広島市内の病院はどこも一杯だったので、市外にあった軍の病院に入院していました。当日空で原爆がピカッと光ったのを、この目で見ました。翌日、病院から寮があった市内まで約6Kmを歩いて行ったそうです。詳細は言いたくないそうですが、地獄図だったそうです。

 全身やけどの人が、苦しみを訴えてくるので、手を差し伸べてあげたいのだけれども、触れる場所がなく、亡くなられていくのも目にしたそうです。


 8月6日の式典には一度も参加したことが無いそうです。資料館には一度だけ行ったことがあるそうですが、直ぐに外に出たそうです。


 僕に話してくださったのにも驚きましたが、いつも優しいお元気な方だと思っていましたが、多分PTSDだと考えます。

 72年前に、18歳の少女が地獄を体験して...。

心に詰まります。

原爆投下の時点でアメリカは、非戦闘員の殺傷を目的とした攻撃を禁じるハーグ陸戦条約に違反して、原爆を投下していたのです。