テラスの一日

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ステロイド治療が功をそうして

日がな一日

テラスで


ただ
タダ


ティーカップを傾けてます


まったく着てなかった
カシミヤのセーター


プロゴルファーから貰ったピンク色のカシミヤのセーターですが

ふんわり温かくて心を癒やしてくれます。

パステルカラーは
やさしいなぁ


目は不自由だし


耳は良く聞こえないので、

頭の中で色んな事考えられて

これで結構楽しんでます

例えばね〜

俳句ですよ

『閑さや岩にしみいる蝉の声』

芭蕉の句ですが、

「この蝉は何蝉?」

なんて論争してた馬鹿馬鹿しさを今は感じてます

病気の前は

この句が詠まれた季節や場所が気になって

この蝉はアブラ蝉だの
ニイニイ蝉だの言ってましたよ

もっとも斉藤茂吉のアブラ蝉論争の後
この蝉はニイニイ蝉じゃないかとなった訳ですがね

目が見えなくなって、
耳が聞こえなくなったら
ちょっと気がついたね

何蝉でも無かったんじゃないって?


まだまだ俳人として句の本質にたどり着いて無かったと思うのですなぁ〜

季節は旧暦5月
場所は山形
7月の蝉としてはニイニイ蝉だろうとなったんですがね

杉には
蝉集まらないから
杉山には
あまり蝉鳴かないしね


世之さまこの10日ほど
「俄つんぼ」になって気がついたんですよ

確かに静かになると耳の中で
シーンって音がし始めて

リズム的にも
ニイニイ蝉の声が
響いて居るように
感じるのです

しかし
つんぼになっちゃたらシーンなんて聞こえなくなっちゃうんだよね

ナーンニモ
聞こえなくなっちゃう

そして
蝉を思い浮かべたら
色んな蝉の声が聞こえて来ましたよ

ツクツクボウシ
蝦夷ゼミ
ニイニイ
アブラ

ミンミン
ヒグラシ

そうです

岩にしみいってたのは、太古からの蝉の声
それこそもうすでに祖先は息絶え
鳴き声すら誰も知らない蝉かもしれないのですよ。

静かとせず閑にしたのも
声ごときに感賞されない
確固たる
生命、 宇宙の整頓された閑さなのです

岩の中にしみいり
その宇宙の営みを永遠に音としても伝え続けるモノが
存在している

この句にはそんな深さがあった事に
気付いたのです

病も
無駄にはならないね

 
  • コメント(全1件)
  • みぃ(イベ仲間の方々有難うございます) 
    12/15 15:43

    私は盲ろう者の通訳介助活動をしています。
    元々ろうで、途中から目が不自由になった方や、先天的に盲ろうの方、色々ですが、以前担当した方に師匠と同じご病気の方もおられました
    最初はただショックやったけど、こうなってから分かる事もあるんやね。と言っておられました。ご本人にしかわからない苦しみが沢山あると思います、それ以外の者がとやかく言えないですが、少しでも苦しみがやわらぎますよう、どうぞお大事になさって下さい。
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